ポスティングで反響率が上がった実例

オーソドックスな反響営業の方法と言えば新聞折り込みやポスティングなど主に紙媒体を中心とした手法ですが、最近の傾向として新聞購読している割合が非常に低い事も有りましてスマートフォンなどで日常的にインターネット広告を目にしない層に対する反響営業としていまだにポスティングは有力な手法です。

今回はポスティングの反響率が実際に大きく向上した実例を紹介してみようと思います。

実施内容

20018年の年末から2021年の4月の約2年半の間で6種類の配布物を8000件から10,000件を実際にポスティングして反響の状態を記録したものです。

また配布先についても各配布物で戸建て住宅や集合住宅など偏りがないように配布しています。

ハガキ両面印刷の反響率が非常に高い

配布はA4カラー印刷したものとハガキ(ポストカード)に印刷したものと各3種類を配布したのですがハガキをポスティングしたほうが反響はA4サイズのチラシに比べて約4倍ありました。

コストとしてはA4サイズのチラシが約2円でポストカードは約4円と倍のコストがかかるのですが、反響数を考えると逆にポストカードタイプの方が約半分のコストで集客できることになります。

推測と考察

ポスティングの場合多くが配ってから48時間以内に反響が来ないと後は来ない場合が多いのですが、ポストカードタイプの場合は配ってから1週間後に電話が来るケースも有り、少しでも気になった場合に捨てないで取っておくケースが多いのではないかと推測されます。

それとポストカードのサイズですと盛り込める内容が非常に少ないため、内容もシンプルにならざるを得ないのですけど、そのぶん中身を吟味して記載する事が結果的に伝わりやすい内容になったのかもしれません。

それと内容がシンプルなので気になったので電話して聞いてみようと言う場合が多くて結果的に反響が多かったと思います。

実際の配布方法について

とにかく事前に地図を印刷して配ったところに印を付けるとか歩いた道に線を引くとかして、漏れがないように重複しないように丁寧な配布を心掛けましょう。

またチラシお断りを書いてあるポストに入れないとか、配布物は最後まで投函してはみ出した状態にしないとかマナーは守りましょうね。

紙媒体の広告はまだまだ健在

今回のターゲットは比較的高齢の方を対象にした内容でしたのでインターネット広告よりも効率的に見込み客を集める事が出来たわけですが、誰もがスマホばかり見て居るわけでなくまだまだ紙媒体の威力は大きいことを改めて感じました。