リース与信とは

数年後に会社が存続しているかどうか調べる方法のひとつ

今回のコラムはリース与信とはなんで有るかを書く前にごく簡単にリースの仕組みを書いてからにしようと思います。

まずリース契約で物品を販売する時にリース契約を使うのは法人相手の商売の場合が圧倒的に多いわけですけど、販売会社はリース会社に商品を購入して貰いまして、リース会社は商品をお客に毎月リース料金を貰って貸し出すかたちになります。

ですからリースで販売した商品は購入した気になっているお客じゃなくてリース会社に権利があることになります。

で今回本題のリース与信の話になってきますが、リース会社としては高額な商品を購入致しまして所有権が有っても実際に商品は使用するお客の事務所などに御座いましてリース契約が終わって商品を引き上げるまで果たしてこの会社は大丈夫なんだろうかって審査するのがリース与信です。

さてリース与信に際しては販売予定の商品の内容と個人情報を調べる事に関するお客の同意書をリース会社に提出して審査結果を待つ事になります。

でね今みたいにリース与信に際して個人情報の取扱がうるさくない時代でしたらある程度商談が進んだ段階で事前にリース会社に与信審査を依頼致しまして、クロージングに入る前に審査結果がわかって与信の結果不可でしたら現金で商談するか商談を諦めるかってのが出来ていたのですけど、最近はちゃんと商談がまとまりまして、捺印もらわないと与信審査が出来ない仕組みになっています。

景気の良い頃でしたら一社で与信が通らなくても知っているリース会社全部に調査を依頼したり、抱合せ(他の案件と一緒に契約を上げてくる)で何とか出来る場合が殆どだったのですけど、最近は業種によっては出したところの半分も審査がOKになりませんから営業マンも大変です。

それと他のリース会社は知りませんが私の存じ上げているとあるリース会社では昔は与信不可でも与信限度額と言って500万円で申請してきたものはダメだけれど200万円迄でしたら審査が通りますよなんて感じで教えてくれまして、現金と組み合わせ(納品を分割する)で何とか納品までこぎつけた経験も有りますけど最近は与信限度額も教えて貰えないのですよね?

そんなこんなで昔はリース販売はリスクなしで高額な商品の販売がしやすくなるメリットばかりが感じられたのですけど、どうも折角一生懸命営業して売れても最後のリース与信の結果で商談が潰れてしまうって事が増えてしまって中々頭の痛いところなのでは無いでしょうかね?

朗読版