ペンディングとは?

えっとこの件はペンディングと致しましてって言葉を最初に聞いたのは10年ほど前の事だと思いますが、聞くは一生の恥とばかり意味の分からない言葉を その場で聞くことに躊躇してしまいまして、会議では別の項目に話題が移りましたので、何となく終了的な意味なんだなって思っていたのですが、後で調べてみ ますと終わりって言うよりも保留状態で結論を先延ばしにする事ってのを知ったわけですが、何と言いますか関西弁で言うところの”よぉ考え時まっさ”的な断 りと言いますか終了の仕方のように感じたので有りますね。

ですので私はこのペンディングって言葉自体は好きじゃないですし、私個人でこの言葉を使うことも無く、結論を先延ばしにすることも極力 避けようとしていますよって事を今回のコラムのテーマにしたいと思います。

さてその問題のペンディングって事ですが、少し視点を変えて考えて見ますと何もしないし結論も出さないし、議論も打ち切りまして場合に よっては自然消滅って事になるのでは無いかと思うので有りまして、スピード経営と行動力が身上の零細企業には一番そぐわないことではないかと思います。

勿論、物事には優先順位ってものが御座いますし、持ち越しや先送り事案が出るのも時として容認できるとは思いますが、少なくともどんな 理由でペンディングにしてしまうのかをはっきりさせまして、今後の対応についてはっきりさせておく必要が有ると思いますね。

例えばとある会社で新商品の開発をするかどうかって議案が持ち上がった場合の事を考えて見ましょう。

新商品の開発に関しては人手は取られますし開発費などのコストもかかり自社で開発できる技術力があるかどうかとか、市場にその需要が有 るかどうかとか、同じような類似商品が販売されていないかどうかの調査など、様々な要素を鑑みて、開発に着手するかどうかを検討することになると思いま す。

で、その新商品の開発に関して着手するかどうかを決定しないでペンディングにするって事は何らかの決定要素が不足しているのであります から、簡単にペンディングにするって事じゃ無くて、調査や検討が必要な項目や内容を洗い出して、次回の検討事項に入るって位の事の運び方が必要では無いで しょうかね?

※何となく会社や企業によってペンディングの意味合いと言いますか捉え方が違うようにも感じているので有りますが、安易にこの言葉を結 論にしてしまうってのは、良くないと思います。

朗読版