火の車とは

資金繰りが逼迫している状況

一般個人の家計の状態を表す場合が多いと思いますが、火の車とは経済状況が逼迫致しまして火がついたクルマに乗っているような状態をさします。

※現在会社の経営内容が火の車だって方は最後の追伸をお読み下さい。

日本の企業は過半数が赤字決算を計上していますし、倒産件数も相変わらず高止まりしているのが実情ですから火の車は国内で数万台単位で走っていると思われますが、企業としては実は社内で火の車が走り回っているなんて事が対外的に知れてしまいますと信用力が一気に下がってしまって短期間で傾いちゃいますから、火の車は外から見えないように隠してあるわけです。

さて営業マンの大切な仕事の一つに取引先の財務状況や経営状態を把握しておくって事が御座いまして、社内が火の車の展示場みたいになってから取引を縮小したり売掛金債権の回収に走っても手遅れって場合が多いですから、何気なく社内の様子を伺いまして火の車の影がないかどうかをきにしていなくてはいけません。

分かりやすいところでは今年の冬のボーナスは支給なしで確かその前の夏のボーナスも出なかったとか、人員整理を始めたらしくて毎月社員の数が減っているとか、どうも社長の顔つきが険しいし従業員の表情も暗くて活気が無いぞなんてのは、既に会社が傾きだしている表れかもしれません。

まぁ外から簡単に内部が火の車状態だと分からないように隠蔽工作をするわけですから、数回しか訪問していないような相手先ではまず簡単に分からないのでありますけど、新規顧客開拓でこの手のお客に運良く入り込むことが出来たなんて喜んでいたら、何の事はない今まで出入していた業者が経営状態を素早く察知致しまして逃げ出した後なんて場合も有りますからね?

追伸
かなり昔の話になりますが、一時期たしか1年位の間に経営コンサルタントのような事をやっていたことが有ります。

その時感じたのは溺れる者は藁をもつかむとでも言いましょうか、経営が火の車状態の会社の社長談は実に他愛も無く引っかかると申しますか、ホームページで集客力アップとか見込み客を自動で作る仕組みつくりみたいなキャッチコピーで簡単に話に乗ってきたものです。

まぁホームページが世の中に普及し始めた頃だったからそうなのかもしれませんけど、もう火の車から一刻も早く脱出したいって気持ちが先走ってしまいまして、なにかよさげな話が有ると飛びついちゃうんですよね?

私の場合は火の車状態の会社の方と商売したいとは思いませんでしたけど、中にはそーゆー会社を狙って金儲けを企む企業も実に多いですから注意して下さいね。

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