高齢者の求人情報考
高度経済成長中とか日本中が好景気で人手不足が顕著で消費も拡大中って状態でしたら、老若男女能力とやる気に応じて一応は職業を選ぶことが出来るのですが、逆に日本がいつ終わるともしれない大型不況に突入中で、しかも少子高齢化で人口は急激に減少中で消費は縮小中って事になりまして、おまけに機械化が進み海外からの輸入も増えていて、労働力は過剰な状態で雇用よりも使えない人間をいかにして削減するかって状態ですと、今度は雇用に関して企業はいかに費用対効果が高い人材を選ぶかって事になってくるのでしょうね。
でね誰かに聞いた話しですけど、機械化が進んでITの普及によって情報伝達も簡単になってきますと、入社して一定レベルのスキルを会得すればあとは何の上達も進歩も必要としなくて、上司や企業の命令通りに忠実に働く人間であれば十分で、昇給や昇格の意味も無いしアルバイトやパートで十分だって場合が労働者の半分以上になるらしいですね。
って事になりますと若い人を新卒で雇入れて正社員として働いてもらうとなると、それから定年退職するまで昇給をしていくって事になりますと、仕事の内容にもよりますが企業によっては経済的な負担が大きすぎるって事で新卒よりも高齢者雇用で労働力を確保しようって処も出てくるのでは無いでしょうかね?
なんと言いますか一般的に高齢者の求人の場合でしたら、昇給とか昇格ってのが無くても構わないとは言いませんが、これから結婚してマイホームを購入してって感じで若い人のように人生設計を行うわけではありませんから、将来の昇給や昇格を基準に応募してくることは少なく、どちらかと言いますと自分に仕事があっているかどうかって部分で応募してくるのでは無いでしょうかね?
そう考えますと今までは新卒一本槍と言いますか採用するならできるだけ若いヤツを採用しようって考えていた企業の中には、これからは新卒の採用は最低限に絞ってしまって定年退職後の再就職をしようとしている高齢者を雇用しましょうって流れも増えてくるのではないでしょうかね?
まぁ栄養状態が良いのか最近の70歳の老人でしたら一昔前の五十代くらいの体力が有る方も少なくないですし、迫力ある人も少なくないですからね。
ただそういった流れが増えてきますと、今度は新卒の就職が超氷河期になってしまいますし、中高年の家庭を抱えたお父さんの再就職がますます厳しくなってしまうのでありまして、日本が沈没してしまうかもしれないですよね。