会社の寿命は短くなった?

一昔前までは会社の寿命ってのは25年から30年ってのが通り相場で一般的だったと思うのですけど、なんだか一部の話では会社の平均寿命はいいつの間にか短くなってきておりまして、一説によりますと10年とかもっと極端な例ですと5年とか言われているのでありまして、もちろんこれは平均寿命ですから設立して1年で資金が尽きて倒産してしまう会社ですとか、設立して数カ月で計画倒産させてしまう事例だって有るでしょうし、50年以上の歴史が有る会社ももちろんありますよね。

ただまぁ安定している大きな会社に就職出来たからこれで定年退職まで安心なので一生懸命働きましょうって納得してはいけないって事だけは確かのようですね。

会社が設立されて繁栄期が有って(なかった会社も多いと思いますが)、いつの間にか時代の変化に取り残されていたりプロダクトライフサイクルの変化をつかめなかったり、技術革新によって他社に駆逐されてしまったり、経営者の放漫経営が積み重なって傾いて倒れてしまったり、従業員の老齢化で活力をジワジワと失っていったり、中には法律の改正や規制の強化で商売が成り立たなくなってしまったりと、会社が倒産する要因は何十にも広範囲にあるのですからいくら大企業で税務体質が良くて内部留保もたっぷりっていっても、どんな会社でも安心は出来ないのですよね。

例えばトヨタ自動車って日本では最大の製造業を営む企業がありますが、まぁ巨大な組織で世界中に自動車を販売して確か聞くところによりますと、2年間全く車が一台も売れなくても内部留保だけで会社を維持出来るほどの蓄財をしているって聞いたことがありますが、アメリカ発のブレーキの不具合が大きな騒ぎになっていますし、ベンチャー企業ではEV(電気自動車)の量産化に向けて動き始めていまして、ガソリンなどの化石燃料をつかった自動車が永久に使われる事は無く次世代の電気自動車が主役になったときに、現在のような地位にいられるとは思いませんし世界中に散らばった生産拠点が重荷になって会社が傾く可能性だって有りますからね。

私自身は超零細企業の経営者を10年以上やっているのですが、倒産の危機なんてものは定期的に姿を現してはいつの間にか何処かに行っているのでありまして、これはどんな企業でも倒産の危機を乗り越えたり力尽きたりしながら時代が動いているのでありまして、サラリーマンは気楽な家業なんて言っている時代じゃなくなったって事なのでしょうね。