デフレの時は現金が一番
2009年はどうやら日本経済は不況との闘いになるようなのですが、政府は何とかして景気を回復させるのはって事で口を揃えて内需拡大って何とかの一つ覚えのように口にしていますが、政治家の皆さんは日本の農作物でも工業製品でも風呂敷に入れて産油国にでも行って、日本製品のセールスにでも励めば良いので有りまして、内需拡大させるには少々経済をインフレに誘導しないと難しいのでは無いでしょうかね?
つまりデフレって事はお金の価値が上げるっていいますか物価が下がっていく訳ですから、今すぐ購入しなくてはいけない物以外は待っていれば値段が下がってくるので有りまして、そーゆー状況で内需拡大の為に消費して下さいとか、定額給付金(本当は税金の還付)をまるで自分お金のように気前良く配っても、デフレ状況下では使わないで持っているのが一番賢いやり方って事になってしまうのでしょうね。
まあ定額給付金を国民一人当り50万円配るとか、使用期限付の政府発行紙幣を一人100万円配る位の政策を実行すれば、一気にインフレになって物価がどんどん上昇してしまうって状況になりましたら、今度はお金を持っていてもどんどん価値が目減りしてしまいますので、使う人が増えると思いますけどね。
それとついでに書いておきますが、年金は好意的に考えても少子化が進んでいる今の日本では破綻する事が相当高い確率で考えられますし、企業の終身雇用制度はとっくに消滅して、役人天国だけは日本が最後を迎えるまでしっかり温存される感じですので、こゆーゆー状況では油断すると直ぐにホームレスになってしまうのが今の日本なのですから、勤勉に将来に備えて蓄財するのが一番正しい生き方でしょうね。
そーゆー状況で内需拡大、消費を刺激って言っても口先では全く効果など望めないのでありまして、必要なのは安心出来る将来と社会のセーフティーネットなのですよね。
一億総中流社会ってのは一体誰が消滅させたのでしょうかね?
追伸
だれかが言っていたと思いますが、一部の金持ちが社会の富の大部分を独占してしまっていて、まあ幾ら大富豪でも人の十倍飯は食えませんし、生活消費財の購入っていっても限度があるんでありまして、消費は停滞するに決まっているのだそうですね。
ですので本来の根本的な景気対策って事になりますと、ちゃんと富の再配分する仕組みですとか、誰もがチャレンジできる社会ですとかそーゆ根本的な差別社会を是正する方向で改革を進めなくてはいけないので有りますよね。