タコ・ボウズ
成果なしの意味で釣り用語と同じ
売り上げが全く上がらない時の表現は会社によって違いまして単にゼロとか無しって表現も有りますしタコとかボウズとか中にはゼロ戦なんてのも有ると聞いたことがあります。
さて、てめ~昨日もボウズだったじゃないか!今日もボウズだったらもう給料は無しだぞ!なんて労働基準法に触れるような罵声を昼の報告に電話したときに浴びせられる営業マンが昔は多かったと聞きますし、今でも少しは残っているのでは無いかと思いますが、ともかく売れない営業マンほど無用の長物扱いされまして惨めなものはないのですけど、とはいえ売れるんだったらとっくにちゃんと売ってますよなんて人も少なくないと思います。
でね体育会系の(訪問)販売会社の場合は特にそうだと思うのですけど、前の日にね無茶苦茶たくさんの販売に成功いたしまして夕礼とか翌日の朝礼で褒めたたえられた人でも、翌日になってタコとかボウズ状態になりますと、打って変わって罵声が飛んできたりする場合があると思います。
おまぇ昨日はちょっと売れたかもしれないけど今日がボウズじゃ一緒じゃないか、今日は気を抜いてサボってたのか?なんてね。
本人としては昨日と変わらずに真面目に販売に奔走して結果としてタコなんですけど、とにかく売り上げが全く無いとやっぱり目立ってしまうのですよね?
でやっぱり営業マンも人の子ですから好不調の波は有りますし、お客相手の商売ですからそりゃ売れない日も出てきますから、そんな時のために売り上げのストックをする営業マンもいらっしゃると思います。
何と言いますか売り上げの推移が受注2件を三日間続けると一切お咎めなしで、受注三件が2日間続いて三日目にボウズの場合ですと、なぜか合計の受注件数は同じ6件でも上司から叱責される可能性が高いのでありまして、で取るべき道は受注の調整って感じでしょうかね?
まぁ管理職とか上司の立場からすればバカ売れしてみたりボウズが続いたり安定しない営業マンよりも平均して安定して売り上げを計上してくれる営業マンの方が安心出来るって感じですけどね?
追伸
ボウズとかタコになってしまった時の鉄則は一切の言い訳をしないって事が重要です。
どんなに頑張っても苦労しても売れなかったら遊んでいて売れないのと結果としては同じなのでありまして、がんばりや努力は自分の営業能力を高めてくれますけど言い訳の材料には決して成り得ません。
言い訳なんてかえって見苦しく思われるだけですから、黙ってすいませんでしたが必要なのです。
朗読版