コンペチの意味

同業でなおかつ競争相手(ライバル)の意味

英語表記ではcompetitorですからコンペチターとなるわけですが、何となく略してあの会社は我が社のコンペチという表現を使う場合が多いと思います。

安易に使わないほうが良い言葉だと思います。

直訳しますと競合する他の会社という意味ですから、基本的に競合しない限りはコンペチの要素を満たしていないわけですから、例えば営業エリアが全く違う地域で同じ業種業態で商いをしている同業者においては、競合しないのですからコンペチに当たらないわけです。

それに日常的に同業他社をコンペチ呼ばわりしていると、稀に相手を刺激するような言葉を客先で言ってしまう場合も出てくるわけですし、そんな事をしても1円の得にもならないのですから、少なくとも表面上は同じ業界人として働く仲間と言う事で安易にコンペチと言わないほうが個人的に良いと思います。

基本的に商売をする場合、無駄に競い合う事は避けておいて方が賢明なのでありまして、長く安定した業界においては棲み分けが自然に出来上がっている事が少なくないわけですよね?

意外と団体がしっかりしている業界はお客にとっても利益が大きかったりします。

よく競争が無いと消費者にとって不利益なのでライバル同士が競い合ったほうが消費者にとって良いことだという考え方が多いのですが、一概にそうは言えないと思います。

つまりコンペチ同士が相手を潰し合ってしまうと未来には一社寡占状態が待っているわけです。

そこには業界としてのモラルや共存の力も働かなくなりますし、競争から寡占に移行した後の消費者の不利益は計り知れないものがありますからね。

そんのわけですからこの言葉は安易に使わないで避けたほうが良いと思うのです。