学習塾と生徒集め
その昔は、学習塾と言えば近所の退職した元学校の先生ですとか、学校の先生になれなかった人が個人で営業している場合が多かったのですが、最近ではすっかりフランチャイズ化された学習塾が幅をきかせているので有りますが、確かに業種的に学習塾はフランチャイズのメリットを出しやすい業種でありますね。
学習指導要領だって毎年変わりますし教科書も改訂されますし、なんと言っても受験の傾向と対策が毎年変わるわけですから、それらの調査や分析には膨大な手間がかかるわけですし、調査結果を基に指導のカリキュラムの作成も、やはり大変な作業になるわけですから、それらをフランチャイズ本部で行って加盟のフランチャイズの教室に配信すれば効率的な教育が出来るわけですし、学習塾の生徒集めに関しても規模が大きくなればコマーシャルやインターネット広告などで効率的に集める事が出来るわけです。
あと余談ですが有名中学、高校、大学などの合格者数もフランチャイズの加盟教室が沢山あれば沢山の合格者数を発表できますね?(一昔前に合格者数を水増しするために、受験料を負担して優秀な生徒に複数の学校を受験させるなんて事が発覚した事が有りましたね)
まあそんな感じで学習塾に関しては結構フランチャイズ加盟のメリットは大きいと思いますが、問題がないとは言えないのでありまして、誰でも思いつく事として少子化による子供の減少と学習塾の生徒集めの方法でしょうね?
なんと言っても少子化って事は勝手にパイと言いますか市場が縮小していくのは目に見えているのでありまして、他の塾との差別化ですとか広告戦略ですとか今後のフランチャイズ本部に関しては生徒集めのノウハウがより求められてくると思いますね。
最近は学校の正門前でチラシを配ってみたり、ダイレクトメールを出してみたり、生徒からの紹介でキャンペーンを行ったり、体験無料入学や無料学力試験など、将来の書誌か対策に備えてなのか、既に生徒集めに苦労しているのか実情のほどは不明ですが、更に厳しさを増すのでは無いでしょうかね?
これから学習塾のフランチャイズ加盟を考えていらっしゃるのであれば、今後の少子化時代に向かって生徒集めに関してどのようなノウハウを持っていて、対策を考えているかはしっかりと話を聞いてから加盟した方が良いでしょうね?
もうこれから、どんどん子供が減っていくのは確実な情勢でありますから、5年後、10年後を考えなくてはいけませんよね?