コンビニで独立開業
日本中の至る所にセブンイレブンやローソンを始めとするコンビニエンスストアが出来まして、当初は珍しかった長時間営業(最近は24時間年中無休が基本)でしかも原則定価販売など、果たして日本に定着するかどうかを心配された時期も有りますが、今やすっかり小売店=コンビニエンスストアのような図式に近くなって来たような気が致しますね。
でそのコンビニ躍進の原動力になったのは、間違いなくフランチャイズシステムであり、加盟したオーナーの努力の賜なのは疑いのない事実でありまして、フランチャイズ展開が無ければあれほど急速に店舗を拡張出来なかったと思いますし、オーナー及び家族の長時間労働と奉仕がなければ、直営店で正社員を雇って展開していたら、利益を出す事は難しかったのでは無いでしょうかね?
さて書きました通り、コンビニエンスが存続して行く為にはオーナーの補充と言いますか新規加盟者がおりませんと、現在のオーナーだって年を取ってきますし、中には赤字経営で行き詰まって廃業してしまったり、不採算店舗を閉鎖したりといった、新陳代謝が有りますので、新規オーナーが無ければ、コンビニチェーンは徐々に衰退する運命なのですよね?
ですからコンビニエンス本部は年中オーナーを募集してるので有りまして、独立して事業を行いたいといった希望が有る方には、非常によく目に止まるのでは無いでしょうか?
ただ私が思うにはコンビニで独立するには本部が示している妻帯者とかの条件以外に必要な事が有るのでは無いかなって思います。
例えば
・体力に自信が有る事
ご存じの通りコンビニエンスストアは長時間営業ですし、急にバイトに休まれたりして穴埋めで24時間勤務になってしまう事も有るようですから、体力に自信がない方は止めたほうが良いでしょうね?
・人を使う自信が有る事
コンビニ経営で店舗を上手に運営していくには、パートやアルバイト社員を上手に使って活用できなければ、店舗を円滑に運営出来ないでしょうね?
会社勤めのように組織の中で仕事をしたくない人が独立開業を考える事が多いようですが、コンビニ経営の場合は人を使える事が経営の重要なポイントになりますので、人を使うのに自信がない方はやっぱり止めていたほうが良いでしょうね?
そんな訳で、やたらと募集しているコンビニ経営者ですが、沢山募集しているからといって誰でも簡単にできる訳もなく、成功が保証されている訳でも有りませんので他のフランチャイズ加盟同様に慎重に考える必要が有るのです。