コンビニエンスストアは飽和市場か?
どんなに日本国内に需要が有って必要とされるサービスや店舗であっても出店を拡大していきますと必ずどこかで飽和点に達しまして、今度は縮小を余儀なくされるのが世の中の常ですよね?
例えばですね私の済む市ではコンビニエンスストアの店舗数よりも歯科医院の数のほうが多いなんて状態になっていまして、こんな状態ですから医師の資格を持って働いている人の中で一番ワーキングプア率が高いのが歯科医ってのも納得できますね。
さて定年退職後の第二の人生をコンビニエンスストアのオーナーになってコンビニ経営をしようかと考えている人も少なく無いと思いますし、各コンビニエンスストアチェーンのフランチャイズ本部ではもう必死になって広告を出したりして、オーナー経営者の獲得に躍起になっています。
さてここで今後コンビニエンスストアの市場が拡大していくのであれば、立地条件次第では左団扇で生活できるのかもしれませんし、逆に市場は飽和状態で限られたパイをコンビニエンスストア動詞で奪い合っていくような将来でしたら、わざわざ高い加盟金を支払ってドレイ労働を強いられて使い捨てにされちゃうなんて未来に向けて道がひらけてしまうわけです。
さてここで基本的なコンビニ経営における原理原則、基本的なところを抑えておこうと思いますがコンビニ経営なんてのは立地条件の上に全ての努力が乗っかって店舗が運営されていくものだって事なんですね。
ですから今からコンビニ経営に乗り出すと致しまして儲かる場所が残っているかどうかってのが大きいか小さいかって所は誰が考えても分かると思いますけど、実は飽和状態に近くなるに従ってフランチャイズ本部の力の差が歴然と現れてくるんですね。
私自身の推測としてはコンビニ市場ってのは既に飽和状態に突入し始めていると考えていますが、そうなるとですねこれは他の業界においても同じなんですが、より力のある(販売ノウハウの有る)大手が弱小企業の市場を奪っていくって流れになるんですよ。
例えばですねどこかの住宅街でも街道沿いでもビジネス街でも同じなんですけど、既に出店している弱小フランチャイズ加盟のコンビニエンスストアが、オーナー以下全員の頑張りで黒字経営を達成していたとしましょうか?
そうするとですね、いつな間にかその場所に大手で力のあるコンビニエンスストアのチェーン本部が目をつけまして、早速速攻ですぐ近くに自分の看板のチェーン店を開店させるわけですよ。
市場が飽和状態になってきますと必ずそのような大手が中小を飲み込んでいくような展開になりますから、いくら条件が良くても力の無いフランチャイズ本部に加盟するのは先行き暗いと思うのです。