焼畑農業

市場を破壊しながら新たな市場に移っていく営業スタイル

元々は伝統的な農業スタイルである区画を焼き払って農作物を育てて、又翌年には違う区画を焼き払ってとローテーションするスタイルを指しますけど、営業にもこのスタイルが有りますよね?

何と言いますか特定の地域をターゲットに絞って徹底的にローラー作戦と言いますか、見込み客を根こそぎ刈り取りまして数年間は売り上げが見込めない状態にいたしまして、そうなったら次の地域にターゲットを変更するって感じですよね。

まぁこの手の焼畑農業ならぬ焼畑営業スタイルには否定的な考えの意見が多いと思いますけど、会社規模が小さい場合にはこのやり方が一番効率的な営業方法じゃないかなって思います。

勿論ねライバル他社が焼畑営業を行ないまして収穫したあとに乗り込んでいったらさっぱり売り上げが上がらないで涙目になっちゃいますけど、じっくり地域を開拓して根をおろして継続的に見込み客が上がってきて売り上げが確保できるようにするためには、相当の年数も必要ですしましてや途中でライバル他社が乗り込んできて攻勢をかけられたら大変な事になりますからね?

ですから会社の規模が小さいうちは特に小回りがきくのですから、焼畑営業ができそうなターゲット地域を定めまして、地域内の徹底的に収穫いたしまして次の地域に移動するってのはある意味正しい選択だと思います。

ある程度の規模になった会社でも数年おきに事務所を移転するとか、営業所を異動させるなんて事をやっている会社が有りますけど、あれも少々規模を大きくした焼畑営業の一種では無いでしょうかね?

やっぱり営業をするには移動距離が短い場所のほうが効率がいいですし、お客の方も事務所や営業所が近所に存在しているほうが安心感があって契約をしてくれやすくなります。

で二年くらいで周辺の見込み客を全て刈り取りまして、暫くは売り上げが見込めないとなりましたら営業所を隣の市に移してしまって、またそこで焼畑営業を始めるわけですよね?

まぁ購入したお客としては近くに営業所があると思ってお客になったら、いつの間にか隣町に移転していたって事になってしまいますが、売る側としては次に移動しないと売り上げが確保できないのでしょーがないじゃんみたいな感じですよね。

追伸

実際には気が付いていなくても焼畑営業になっている場合が少なくないと思いますけど、時に気がついたら焼き払って回復していない市場ばかりで、売り上げを確保できる地域がなくなっていたりするのでありまして、その辺りには注意しなくてはいけないのです。

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