お客の差別と区別

これは私が昔の若い頃によく言われた事なのですけど、お客ってのは差別してはいけませんが、ちゃんと区別して対応しないと赤字になってしまったり優良顧客が減少して、儲けにもならないろくでもないお客ばかりが増加してしまうって事なのですが、今回はホームページ作成代行の事を例にして考えて見たいと思います。

さて商品を棚に陳列してお客が手にとって購入する形態での商売でしたらお客によって提示金額を上下する事なんてのは無理かと思いますが、ホームページの作成代行業を含めましてデザインですとか構成が出来上るまで分からないとか、お客の要望を取り入れながら完成していくような形の商品の場合ですと、同じ完成品のボリュームであっても、完成するまでの手間暇が一番手のかからないお客を1としますと、面倒なお客の場合ですと3~酷い時には5くらいの手間と時間がかかってしまう訳です。

勿論、仕事を始める前からある程度の予測が付く場合は最初からその手の手間も含めた形で見積もりを提出致しますし、着手してから分かった場合でしても追加料金等の交渉を行って出来るだけ金額を是正していく事に努める訳ですが、その辺りが出来るかどうかってのは着手前にどれだけ話をしておけるかどうかってのと、こっちがちゃんと信念を持って事に当たるかどうかって所では無いでしょうかね?

ホームページ代行を例にとって書いて見ますと、一度指示を出した事を後から変更するとか、一度入れてみた写真が気に入らないって事で差し替えを頼むのであれば、当然の事ながら作業が発生して、コストがかかるので料金が追加になる旨をお話しして見積もりにも記載しておくとか、責任者に話をしておく必要は有るでしょうね。

でね、思うのですが仕入れ原価が無い作業を行って代金を貰うような商売の場合ですと、人によっては原価計算が無茶苦茶甘くなってしまったり、そもそも原価をゼロで考えてしまって、経営危機に陥ってしまうような事がままあるようですけど、人が一ヶ月の最大処理可能な時間は上限が決まっている訳ですから、それこそ原価管理とか販売価格(見積金額)にはシビアな目を持って事に当たる必要が出てくるので有りますよね。

でシビアな目を向けるとやっぱりお客にも色々有って、ちゃんとかかる手間とかコストとか対応に要する時間とかを考慮して区別すべきだし、もし区別が提示する価格だけではカバーしきれないような相手であれば、今度はお客は排除する(取引停止)にするくらいの措置を取りませんと、何時の間にか会社全体がおかしくなってしまったりする事も有る訳ですね。