接待麻雀の是非

  1. 接待麻雀は昭和の響き
  2. 効果低下が著しい接待麻雀
  3. 打つ人が少なくなったので一部には効果があるかも

接待麻雀は昭和の響き

私が社会人として営業の世界に飛び込んだ昭和50年代の話ですが営業マンの基本的スキルの一つとして麻雀が上げられる会社というのは結構多かったように思います。

今では少なくなった雀荘もあちこちで営業していて、接待に使われたり社内営業で上司と卓を囲むなんて事はごく当たり前の日常風景だったと思います。

つまりその大学時代に勉強もしないで麻雀ばかりしていてギリギリ卒業したような駄目学生が社会人になって、勉強しかしていなかったような優等生を横目に接待麻雀で営業成績を上げて、社内営業で上司に目をかけてもらって出世していくみたいな事が実際に有ったわけです。

基本的に接待麻雀の場合、場所代とか出前をとったときの飲食費は領収書が出て社内で精算が可能でしたが、お金が動いた場合に証拠を残すような事をしないで、一旦は営業マン自身が立て替える形で出しておいて、後で適当に接待交際費を調整していたと思います。

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効果低下が著しい接待麻雀

接待麻雀に限らず接待という正当な営業手法そのものが減ってしまっていますが、比較測定が出来ないのですけど接待麻雀は費用対効果的に問題はなかったとはっきりと言えるのでは無いでしょうか?

接待麻雀が接待ゴルフがアウトドアの王様なら麻雀はインドア接待の王者であった時代の私はまだ若かったので、もっぱらその手の重要な仕事は上司が行っていたのですけど、大きな値引き交渉もなく何となくなぁなぁで商売が継続できていたのは間違いなく接待麻雀や接待ゴルフの効果だったと思います。

そんな営業売上増加効果絶大だった手法がコンプライアンスなのか経費の削減なのかすっかり使われなくなってしまいまして、いまでは一部の上級国民に残っているくらいなのでは無いでしょうか?

時間がかかるとか接待で使えるような雀荘が少なくなってしまったとか理由は色々あるのでしょうが、麻雀を好んでやる人が少なくなってしまって、接待営業としての効果が落ちてしまいました。

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打つ人が少なくなったので一部には効果があるかも?

検察庁のおえらいさん(ナンバー2の黒川なんとか)と朝日新聞と産経新聞の記者が卓を囲んでいたことが週刊文春によって暴露されてしまいましたが、年齢的に上の世代の人の中には接待麻雀が絶滅危惧種になってしまった事を嘆いている人が以外といるかも知れませんよね?

数は多くないと思いますが営業マンのスキルとして持っていて大物に対して有効なのかもしれません。

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