使えない役に立たない経営コンサルタントが多い不思議
中小、零細企業の問題解決
私自身の事を先に書きますとサラリーマン時代(上場企業の管理職でした)と独立して自分の会社を経営するようになってから何度か経営コンサルタントの先生の指導を受けたり、会計事務所の先生に指導を仰いだことが有ります。
私の聞くほうのスキルや経験が不足していたのが一番大きな問題だったと思いますが、特に経営不振とか売上不足で経営的に厳しい状況になっている時に、必要なアドバイスや指導が出来るコンサルタントや経営指導員の方と私は残念ながら巡り会うことは出来なかったようです。
帳簿をみて経営状態など分析してくれなくても売上が不足している事は経営者の私が一番良く分かっている事で、そんな事を指摘してもらうために経営コンサルタントを依頼した訳ではなく、欲しいのは今すぐ経営状態が改善する為に、見込み客を目の前に引っ張ってくる方法だとか、売れる方法みたいなものを必要としていたのです。
これは営業経験ですとか経営者として新規顧客開拓から自らやってきたコンサルタントの先生ではないので、結局は状況分析と理想とのギャップを指摘することにとどまってしまうので、求めている経営者に対して必要なアドバイスができないといった事になってしまうわけです。
例えばこんな単純な一連の行動が出来ないコンサルタント先生
例えば売上不振に苦しむ製造業の経営者の方が助けを求めてコンサルティングを申し込んだとしましょう。
この場合、現状の分析だの理屈を振り回しても全く無駄な話で1円だって売上は上がってきません。
ターゲットになる企業をリストアップしてDMを送って電話をかけて担当者にアポイントを取って、練り上げた資料を持って訪問して、新規顧客開拓を成功させる。
何も難しい事を考えないで当たり前の作業を普通にやれば良いわけで、営業経験がない場合にコンサルタントが電話コールしてみせたり、訪問に同行したりすればちゃんと結果が出てしまうのです。
使えないコンサルタント先生は理論を振り回すだけ
企業が消費者に物を販売する為に必要な要素や考え方は世界共通ですし、その基本ができていないために売上不振に苦しんでいる経営者が多いのが現状ですが、そんな零細中小企業を助けることができるコンサルタントの先生が増えること祈っているのです。