縁日

今回のコラムでは縁日について書こうと思いますが、私の実感ではどうも最近の子供は縁日に対するどきどき感とか期待値のような物が薄れているような感じがするのでして、まあ娯楽の手段も多いですし、何よりコンビニエンスストアが津津浦々まで出店している現代、露店で販売している食べ物関係が非常に高額なのは小学生の子供でも直ぐに気が付くのでは無いでしょうか?

例えば、お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、いか焼きはどれも500円から600円しますがもっと美味しいお好み焼きやたこ焼きが半額以下で購入できちゃいますし、かき氷(最近はフラッペって呼ぶんですか?)に400円払わないですよね。

その他、輪投げとか射的の景品も何だか取れるのはキャラメルとかよく分からないキャラクター物だったり、もう少し気合いを入れて取りたくなるような景品を考えて欲しいですよね。

つまりね、その昔に縁日が子供にとっての一大イベントでステータスが高かった頃ってのは縁日でしか買えないとか味わえない物が、結構有ったのでありまして中にはかなり胡散臭い見せ物ですとか、着色したカラーヒヨコですとか、小鳥が鳥居をくぐって持ってくるおみくじとか、訳の分からないノウハウの販売とか兎に角、縁日ならではの、つまり露天商の人は縁日が終わったら別の場所に移動して、戻ってくるのが一年後だからこそ販売できるような胡散臭い、怪しさ爆発の商品を販売していまして、ですから日常生活でお目にかかれない不思議な商品を目に出来たので、縁日が輝いていたのだと思うのですよね。

あとね、露天商と言えば、姓は車、名は寅次郎、人呼んでふうてんの寅、つまり渥美清さん演じる寅さんなのですが、私も各地の縁日に足を運んだ経験が有りますが、寅さんのように口上を述べて商品を販売する人には、上野のアメ横でしたお目にかかった事が無いので有りまして、あーゆー口上で怪しげな商品を販売する露天商の方が出てきたほうが露天らしくて良いと思いますので、どんどん出てきて欲しいですね。

何と言いますか秋葉原の駅前の実演販売だってあの口上があるからみんなが購入するのでありまして、縁日だからと言って安物の商品を並べていても買おうとは思わないので有りまして、頑張って欲しいと思いますね。

ついでに書いてしまいますと、私の子供の頃の縁日には必ずと言って良いほど傷痍軍人の方がハーモニカを演奏したり、アコーディオンを弾いていたりしていた記憶が有るのですが、いつの間にかすっかり姿を消されてしまいますして、戦争の記憶も消滅したって感じでしょうかね?