交渉力・交渉術・TPP

企業間の交渉においても国家間の交渉事についても、交渉を行うのは人間ですから根は一緒なんですよね。

で最近話題のTPPなのですが、安倍首相が最近おかしいと言いますか日本の国益になるとは思えないTPP参加方面に確実に邁進しているのでありますね。

安倍首相いわく強い交渉力で勝ち取るべきものは積極的に取っていく、守るべきものは守るなんて言っていますがそんなことは可能なんでしょうか?

私が思うに日本とアメリカとの交渉を例えますと、親会社と子会社の交渉みたいな感じではないでしょうか?

現状として親会社は様々な浪費を重ねて、さらに自社工場を外に出してしまって金融部門だけを残したような状態で気が付いたら、莫大な借入金(つまりその国の借金、国債の発行残高ですね)抱えている状態になってしまったのですよね。

で子会社のほうは真面目に物を生産して気が付いたら世界一の金持ち(国債をはじめとする世界一の債権者)になっていたわけです。

そんな状態にある日のこと親会社の人間が非常に問題視つまりその嫉妬いたしまして、なんとか子会社の莫大な資産を吸い上げてうまい汁を独占しようなんて考えまして、TPPならびに事前交渉に子会社の社長を引っ張り出したのが今の状況だと思います。

さてそのアメリカと日本の交渉をみる事が出来ないのですけど、やっぱり親会社の人間と子会社との交渉だと思えば、子会社としては交渉で何かを獲得して得をするなんて事は一つもなくて、ひたすら防戦一方の交渉で如何に失うものを少なくするかどうかの交渉術になってくるのでしょうね?

そこで必要な交渉術について考えてみたいと思いますが、思うにある意味では一般的な交渉術なんてものつまり強い感じで相手と交渉するわけじゃなくて、日本流の交渉術で力を発揮する必要があるのではないでしょうか?

基本的には交渉締結の目標日程が決まっていますから、反対でもなく賛成でもなくああ言えばこう言う、話の途中で最初の話を蒸し返したり、再度確認をとったり致しまして、で返事を迫られましたら本社に連絡して決裁を仰ぎますじゃなかった、本国に連絡して決断を仰ぎますって感じでしょうか?

ですから交渉に当たる日本側の担当者には何の決定権も持たせないで交渉にあたらせるのが良いのではないでしょうかね?

グローバル経済ですとか市場原理主義だとか日本的なものが失われつつある今日この頃ですけど、法律とか交渉のアングロサクソンの国と交渉するのに、彼らと同じ交渉術で相手と交渉しようとしても、経験の差が出てきちゃいますから、やっぱりここは日本的な交渉術で事に当たるが吉ではないでしょうかね?