口調と説得力のある話し方

企業内の営業会議みたいなものじゃ役職とか上下関係の問題がりますけど、社外の人との折衝の場合ですとか営業マンが商品説明やクロージングをする際の口調と説得力の関係について考えてみたいと思います。

一応、基本的には弱々しい口調よりも自信を持った強い口調のほうがそりゃ説得力が有るわけですけど、場合によっては話の矛盾を隠すためにあえて強い調子で去勢を張っているんじゃないかななんて邪推される場合もありますしね。

まぁ基本的にはTPOに応じてといいますかシチュエーションによって結構違ってきたりするわけですけど、例えばね静かな口調で説得力がるって状況が最も理想的じゃないかと思うのですよ。

つまり大きな声で強い口調の場合は力でねじ伏せるというか異論を挟ませない手法みたいなもので、その場を制するって状況が正解であって逆に静かな口調で相手を説得できる状況は違うって事です。

静かな口調ですから相手は口を挟むことも出来ますし、声量で圧倒することも当然出来る状況になるわけですけど、相手は一言も聞き逃さないように耳に神経を集中しているみたいな状況が最も説得力の出てくる状況ですよね。

そう考えるとまず相手が興味を持っていない状況では声を裏返しちゃうとか一オクターブ高い声を出して、まずこっちの言うことを強制的に流し込むみたいな必要も出てきますし、逆に相手に聞く姿勢が出来ている状況でしたら今度は一オクターブ低い声でもはっきり相手に聞こえるなら最も説得力のある話し方になるのではと思います。

他にもね部下に対する時ですとか上司を説得するときの話し方なんて場合を考えてみましても、反抗的で人の話を聞こうとしないような奴を相手にするような場合でしたら、時には思い切り高圧的に上司の立場をフル活用した方法を用いないといくら冷静に話をしても説得は出来ないから、強権発動なんて必要性が出てきたりもするわけですよね。

ですからね相手を説得する方法とか話し方みたいな情報を探しているとしても、それは無数にあってある特定の相手や状況では非常に高い効果を発揮したとしても、別のシチュエーションでは全然相手を説得できませんでしたなんて感じじゃ無いでしょうか?

極端な例えでしたら幼稚園児を説得する話し方と、やーさんを相手にして相手を説得する方法ってのは全く違いますし共通した正解なんてのは殆どないですよね。

まぁ経験を積んで身につけるってことでしょうかね?