営業マンの移動と無駄を考える

内勤の営業マンを除けば、殆ど営業マンが営業時間(拘束時間)っていいますか、勤務時間の20%以上、人によっては半分以上が客先に訪問するための 移動時間に費やしているので有りまして、冷静に考えれば移動中てのは経費を使っても、利益は 生み出さない訳ですので、無駄な時間って言えると思います。

じゃあ一歩も会社から外に出ないで引き籠りでは、売るべき相手に会えない訳ですから、やっぱり営業マンは今日も外に出るので有ります。

でね、管理職なんて社内にいて頭が固くなってしまっている人が多いですから、決まってアポイントの徹底だとか綿密な予定を立てるとか、 まあ当り前の事を言って指導する訳なのでありますが、私は私なりに思うところを書いてみようと思います。

誰にでも当てはまる事ではないですが、私なりの営業効率って言いますか、無駄を省くための動きを書いてみようと思います。

先ずですね、訪問先が有って、その次の訪問先までは時間的な余裕をたっぷり取るようにします。

営業マンってのは遅刻しないように、訪問先には15分とかそれ以上早めに到着するのですが、私の場合は余裕をたっぷり取っていますの で、少なくとも1時間前には訪問先近くに到着してしまいます。

それで、近くの喫茶店やファミレスなどでノートPCを開いてぎりぎりまで仕事する訳です。

15分早く到着しても何もできませんが、環境さえ整えておけば1時間あれば、ある程度まとまった仕事ができるって寸法ですね。

もちろん、ソートパソコンを開いても別に仕事に結びつくような作業は何も無いって営業マンもいらっしゃるでしょうし、サンプルや試供品 を大量に持ち歩いているので別途重たいノートパソコンなんてものは持ち歩けないって人もいらっしゃるかと思いますが、何と言いますかぎりぎりに予定を詰め るばかりが効率化ではなくて、時には思い切り余裕のある予定を組んで、その間に変幻自在と言いますか、いつでも切り上げることが出来るような仕事を考え るってのも有りではないかと思うのですよね。

まぁ私の個人的な意見と致しましては、部下の予定がびっしり詰まっているって事だけで安心してしまうような上司が結構多いってのが、根 本的な効率アップを妨げているいるような気がするのですけどね。

追伸
古き良き時代の?営業マンは結構その一日の行動の中に喫茶店で時間を潰す予定だったり、中には仕事中に映画見に行ってしまうような営業マンもいたと思いま すけど、携帯電話の発達と普及とともにそーゆー暢気で優雅な営業マンは極端に少なくなってしまったのですよね。

朗読版