学割と新規顧客開拓の方法

基本的に商売なんてものは新規顧客開拓がなされないとお客が増えないわけですから商売として継続は無理ですし、顧客を多数抱えていたとしても様々な 理由で顧客なんてものは減っていくわけですから、どんな企業でも新規顧客開拓に頑張るわけですが、今回のコラムでは新規顧客開拓と学割について考えたこと を書いてみようと思います。

さて今回のコラムを書くきっかけになったのは携帯キャリア各社が一斉に学割サービスを打ち出して、社会人になる前に初めて手にする携帯 電話を自社商品にしてもらって、社会人になってからも顧客になってもらおうって極めて理にかなった販売戦略のような気が致しますが、ナンバーポータビリ ティーサービスが開始されまして同じ携帯電話キャリアを長期間使用する割引メリットが少なくなった現在でどのくらいの新規顧客獲得効果があるのでしょうか ね?

それと詳しくは見ていませんが、携帯各社の学割の内容は基本料金を半額以下に致しまして、それ以外に若干のメリットを付けているような 感じなのでありますが、基本料金を半額にしていても利益が確保出来ているのかどうかは気になりますし、学割で赤字になっているのでしたらその分を既存の顧 客から徴収する料金で穴埋めしているわけですから、その大きさによっては少々問題ではないかと思いますね。

私が社会人になったばかりの頃の話ですが、一人の顧客の後ろには50人の潜在的なお客がいるなんて話を聞いたことがありますが、学生で も無い私が思うには携帯電話なんてものは、しっかりした音質で圏外が少ないなどの通話品質の確保と、料金が安いって事が一番重要なのでありまして、学生 だって両親が使っているキャリアと同じ会社の携帯電話を使う可能性も高いと思いますから、やたらと学割を頑張って優遇しすぎるのも、かえってマイナスなの ではないかなって思いますね。

これは学割に限らず、企業の中には新規顧客開拓に熱心な余り、既存客に対しては釣った魚にエサは不要とばかりに放置致しまして、新規顧 客獲得には惜しげも無く販売促進費用を 注ぎ込むなんて例は沢山有るのですけど、どうも感心しないなって思ってしまうのでありますね。

ただまぁ黙っているとどんどん顧客が減ってくるし、それなりにインパクトとメリットが有る販売促進を行いませんと、新規顧客開拓が出来 無いってジレンマが有るのも感じているのが実際のところではないかと思うのですが、ローマは一日にして成らずって言葉通りに、安易な販売促進策では効果は 一時的かつ限定的なのですよね。

朗読版