オポチュニストと麻生総理

この言葉は政治家に対してよく使われる人の性格を表す形容詞ですが、日和見主義とか言われる人の事で、確固たる自分の意見を持っていない為に、直ぐに周りに流されてしまったり、主義主張姿勢が一貫しない人って事になります。

ですからオポチュニストな人ってのは信用できない人でもあるわけで、この手の輩が自分の部下になりますと一応は従順な部下を演じていたり、取り巻きって感じで自分に刃向かったり逆らってこない扱いやすい部下と目に映りますが、別の更に大きな力が出てきますと簡単に信念や今までの発言を曲げてしまいますし、平気で今まで忠誠を尽くすと思われていた上司を裏切ったりします。

でもまだ部下がオポチュニストでも上司がしっかりしていれば上手く部下をコントロールできると思いますが、逆に上司ですとか経営者がオポチュニストで有った場合は、とても部下は困りますし組織としての方向性が定まらなくて迷走したりします。

ただ難しいのは空気や状況や先を読むのが上手で、先手を打って考え方や行動指針を変化させる優れた指導者と、単にオポチュニストで考え方がふらふらしているかの、見極めを致しませんと、両者には雲泥の差が有りますので、ちゃんとして理論武装が展開できるかとか、周りを納得させる事が出来る考えを説明できるかって部分に着目が必要ですね。

それと過去の私のサラリーマン時代の経験からの感想なのですが、会社組織ってのは結構な割合で筋がしっかりと通って居る人よりも、時々の上司や経営者の発言によって考え方や信念を曲げるって言いますか、元々確固たる考えも信念も持ってなかった人ってのが正解なんでしょうが、そーゆー人のほうが出世するのですよね。

まあだからこそ高度成長を支えた企業が存在するとも言えますし、一致団結して困難に立ち向かえる企業が多いって事でしょうかね?

追伸
現在の日本の最高権力者、麻生太郎総理の郵政民営化見直し発言に端を発する、”実は俺は郵政民営化は反対だったんだし、担当は竹中平蔵大臣だったんだから俺は関係ないからね、そこんとこヨロシク”発言が話題になっていますが、これによって麻生総理がオポチュニストで有る事がはっきりしてしまいましたね。

まあ日本の最高権力者である総理大臣がオポチュニストなんですから、企業家一般社会にそんな人が沢山居るってのも仕方が無い事ですし。日本の政治家の中に筋が通って自分の考え方がぶれない方は少数派なのではないでしょうか?

方向性はともかく小泉純一郎元総理が未だに人気抜群なのは、オポチュニストじゃなかったからでしょうね?