販売企画の立て方

そう言えば私も営業マンだった頃には売り上げが低迷していますと、販売会議が招集されまして売り上げを挽回するために販売企画を立てた記憶が有りま すが、今回のその販売企画の立て方について思うところを書いてみようと思います。

さて販売企画を立てる際に最も重要と言いますか肝心なのは、現状をいかに客観的に把握するかどうかですし、極力抽象的な表現じゃなくて 具体的な実例を元にして正確な現状把握が必要なのは言うまでも有りませんね?

現状把握が出きていなかったり間違っていたり思い込みで販売企画を考えてしまいますと、間違った方向性が導かれるのに決まっているわけ ですから、販売企画をしっかり立てるのでしたら先ずその前に時間をかけて現状把握からスタートでしょうね?

この辺りは売上不振に焦って急に販売戦略会議とか名前だけは立派な会議を急遽招集して、いい加減な現状把握を元に企画を立てても失敗す るだけだって事になると思います。

現状把握に関しては営業マンの活動内容に始まりまして販売促進資料の 状況など内部の事に、外部的にライバル会社の動向ですとかお客から届いた声など多岐に渡ると思います。

現状を分析する資料や集計や統計が整いましたら次に必要なのは企画を立てる人間全員の共有と申しますか、全員が現状把握してやっと販売 企画を立てる段階に入りますね。

現状把握や全員の理解には時間がかかりますから、販売企画を考える会議までにここまでは事前に終了させておいて、当日はアイデアを持ち 寄って検討する会議にする形が良いでしょう。

でこの実際に販売企画を立てるときにやたらと否定することが得意技の人が一人は出てくることが多くて、どうも何を出しても何らかの粗を 指摘されて否定されてしまうなんて事が有りますが、正しい姿としてはまずは一切の否定をしないブレーンストーミング手法のような形で、どんな形であれアイ デアを吐き出して貰う形が望ましいでしょう。

特に他部署の人間が自分の部署に対して意見を申し立ててくるようなアイデアですとどうしても否定したくなってしまう場合が多いようです けど、この辺りは我慢しなくてはいけないと考えます。

こうやってアイデアを持ち寄りますと複数の組み合わせでベストな販売企画が出来上がる場合も有りますし、逆の場合も有るわけですが全て をテーブルの上に出して遡上にあげるのがやっぱりベストだと思うのですよね。

追伸
販売企画が形になりまして実行した後の検証作業をおろそかにしている会社も多いようですが、これがしっかりなされないと次にパワーアップすることは無理で すからね?