営業のサボり方・方法

携帯電話が無い頃には喫茶店やその後全国に出来たファミリーレストランなどには仕事をサボっている営業マンを良く見かけたものですし、お天気の良い 日には公園のベンチなどで営業マンなのか失業中なのか良く分からない人を見かけることが多かったと思います。

営業マンの特権といえばある程度自由に時間が使えて、自分の仕事さえしっかりこなせていればサボるのは営業マンの特権だって事で大目に 見られていた古き良き時代が有りましたが、何だか成果主義だとか管理の徹底だとか色々煩くなってきたおかげでサボる営業マンは少なくなってきたように思い ます。

まぁ営業マンのサボりが少なくなってきた背景のもう一つには、若い頃にさんざん営業時間中にサボってきた人達が時代の流れと共に出世し て、管理職になった途端に部下も自分と同じようにサボると考えて管理を厳しくしてきているのかもしれません。

まず営業車を使って移動する営業マンの場合はやろうとすればとても簡単で、営業エリア内に営業車を停めても目立たない公園の駐車上の木 陰ですとかお気に入りな場所を何箇所も確保しておきまして、後は車の中で雑誌を読むなりラジオを聞くなり昼寝をするなり簡単にサボれますよね。

電車と徒歩で移動する営業マンはサボるにも少々大変でして、最近は携帯電話が有りますから昔のように映画館に入るなんて事も出来ません から、サボれる公園もなければ喫茶店とかを利用することになるのですが、最近はコーヒーも高いのでマクドナルドをサボる場所にしている営業マンも多いと思 います。

しかし思うのですが一日の予定をたてるときに予めサボる時間も確保しておきましてなおかつ自分のやるべき成果や売り上げをしっかり確保 出来る営業マンは、大目に見ても良いと思いますし余裕をもって仕事をこなしているって事で相当仕事が出来る人だと判断しても構わないと思います。

もちろんですがまともに仕事も出来ないでとか、営業に行くと言って会社を出発したけれど訪問するところが無くて仕方が無く?サボってい る営業マンが、社内では一生懸命外回りしているような演技をしている場合でしたら、上司は素早く見ぬいて根性をたたき直さなくてはいけないと思いますし、 それが出来ないような場合は営業マンの管理職失格だと思いますけどね。

しっかしまぁ最近は会社から押し付けてくる仕事の量が大過ぎてとてもじゃないけどサボる時間なんて無いって嘆いている営業マンが増殖中 では無いでしょうか?

昔は景気も右肩上がりで良かったんですけどね。

朗読版