ロープレ

社内での営業の予行演習

生まれた時から電子ゲームがあった世代の方でしたらロールプレイングゲームには慣れ親しんでいるかもしれませんが営業ロープレとは、まぁ大人になって社内で行うオママゴトってところでしょうか?

営業ロープレの場合はお客さん役と営業マン役になりきって擬似的にアプローチや商談の練習を行うのであります。

でね大概は先輩とか上司がお客さん役で新人営業マンとか若い営業がそのまんま営業マンに扮してってそのままですけど社内で営業ロープレを行うのですが、中には意地悪なお客さんを徹底してやる先輩なんかもいるんですが、社内ロープレはそれで良いのですよね?

何と言いますか社内ロープレの意義ってのは一つは営業トークを磨くとか先輩のトークを参考にするってもの有りますが、ウォーミングアップと言いますか、ごく自然に切り返しが出来るように練習するまぁ漢字ドリルみたいな一面も有りますからね。

さて社内ロープレが苦手な方はいらっしゃいませんか?

実は私も大の苦手でこれは営業スタイルに関係してくるのですけど、聞き上手の営業マンとでも言いましょうかこっちからは極力話をしないで相手がしゃべってくれるように仕向ける形だと、お客さん役の営業マンとかみ合わない事が多いんですよね?

営業ロープレってのは基本的にお客さん役の人は余りしゃべらないで営業マンが売り込むために一生懸命セールストークを展開するのが普通ですから、聞き上手の営業スタイルの人には少々向かないと言いますか、お客さん役の人がちゃんと役作りしてくれなくちゃ成り立たないのですよね?

あとね内弁慶とでも言いましょうかブルペンエースって言葉も有りますけど社内ロープレだと淀みなくセールストークを展開するのに実践になると大したことない営業マンっているんですよね?

原因としては推測するにしゃべりすぎなのと、場の雰囲気ですとか相手の顔色だとか声のトーンなどで心理を読むって事が出来ないと言いますか、自分の営業トークを展開する事に一生懸命になりすぎちゃっているんです。

そんなわけで社内ロープレなんてものは軽い練習とウォーミングアップ程度に考えれば良いと個人的には思っていますし、なにしろ聞き上手の話引き出し上手の営業マンの場合には、お客さん役の人がちゃんとしていないと、噛みあわないだけですし無理して営業マンが営業ロープレを成立させ用途してしゃべると自分の営業スタイルを壊しちゃうだけですから、ある意味気楽に適当に考えれば良いのでは無いでしょうか。

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