助成金で車を買い替えるべきか否か
私が未だ40歳になるまでは概ね2年に一回の割合で新車に買い替えていた時期もあるのですが、バイクに乗るようになったり自転車の面白さとか健康の ためには歩いたり自転車を積極的に使ったほうが良いなって思い出してからすっかり車に乗る機会が少なくなって、駐車場にほど止めっぱなしの乗用車は気が付 いたら新車購入から13年が経過しておりまして、報道によりますとこの新車登録から13年経過した古い車は廃車にして新車に買い替えれば、軽自動車で12 万5千円、小型車以上なら25万円が助成されるのだそうですけど、未だ乗れるものを廃車にするってのはどうかなって思って居る人も多いのでは無いでしょう かね?
でね、新車登録から13年以上経過しているとなると相当燃費も悪くて、環境に良くないって意見も出てきそうですが私の所有するターセル (EL51カローラⅡの姉妹車)の5速マニュアルシフト車ですと、普通に走ってリッター辺りの燃費が 16キロから17キロ出ますので、燃費は全然悪くないのですよね。
勿論、新車登録から13年以上経過している車の中にはとっても燃費が悪くて黒煙をまき散らしているような車も少なく無いのかもしれない ですけれど、何だか助成金目当てに殆ど乗らない車をわざわざ買い替えてしまうのだったら、思い切って車を手放してしまって、車の無い生活のほうが豊かに過 ごせるかなって考えて居る所ですね。
まぁ国としては自動車産業ってのは多大なる雇用を生み出して税収も結構な額ですから、助成金でもなんでも創出して車を沢山の日本人に売 りつける事が出来れば、景気も回復するし税収も見込めるって考えなのでしょうけど、今回の大不況が来るまで散々騒いでいたCO2の排出削減とか地球環境を 考えるって奴は一体何処に行ってしまったのでしょうかね?
ですから、個人的にはまあ車の買い換えや入れ替えを考えて居た人は今回の助成金を使って、新車に買い換えれば良いと思いますが、そうで もない人は無理して買い替える必要は無いのでは無いでしょうかね?
追伸
個人的な想像ですが今回の助成金とか省エネ減税とかその手の政策が、中古車販売店にとてつもなく大きな営業上のダメージを与えてしまうのではないでしょう かね?
まぁ新車登録してから13年以上経過した車を所有する人の中で本来なら中古車を買う人の何割かはきっと助成金のお陰で新車を購入するっ て流れになるでしょうからね?
エコの観点からはちゃんと中古の流通が出来るようにしておく必要があると思いますけどね。