ヘリコプターマネー

私がこの言葉を最初に聞いたのは竹村健一さんのラジオ番組だったような気が致しますが、ヘリコプターマネーとはまるでヘリコプターに大量の紙幣を積み込んで空からばらまくかの如く現金を大量に造幣局の印刷所で刷りまして、国民にばらまく政策なのだそうで個人的には短期間で一気に国民一人あたり300万円位の現金を配布する大盤振る舞いをやってしまっても良いのでは無いかなって思いますね。

勿論ヘリコプターマネーですから赤字国債の発行も財源の確保も増税とも無縁なのでありまして、ひたすらお札を印刷する輪転機をフル回転致しまして、紙幣を印刷しまくって国民に配るって事になります。

でね、このヘリコプターマネーを実行すると貨幣価値が著しく低下して国が滅んでしまうって意見も一部にあるようですが、アメリカとか世界の金融市場の事を無視してしまえば、1ドル100円を切ってしまう程の円高基調に推移している現状を円安方向に戻す作用も発揮できるでしょうし、ヘリコプターマネーによって引き起こされるインフレだって2009年の大不況の原因の一つにはデフレ又はスタグフレーションなのですから、インフレ誘導するヘリコプターマネー政策ってのは理にかなっていると思いますけどね。

でね、この手の現在の紙幣価値を低下させるような政策ってのは、日銀は勿論難色を示しますし、資本家とか今現在現金資産を持っている人間にとっては、インフレで紙幣の価値が低下するって事は自分の資産価値が目減りするって事になるので、反対するのではないかなって思いますね。

ただ個人的には資本主義経済の構築及び発展過程におきまして富の再配分の仕組みをどうやら作り忘れてしまったようですし、既得権を手にした人ってのはそれを失わないように全力を出して他の勢力を排除したりって行動を取りますので、時に100年に一度くらいの割合で、大きな変動を起こしてやらないと硬直した絶望が支配するような社会になってしまいそうですよね。

とまあよく分からない方向にコラムの内容が進行してしまいましたが、定額給付金で一人1万2千円(子供と老人は2万円)一回だけ配って、独自判断で素早く増税路線に突き進んでしまうような日本国政府ってのは更に貧民を生み出して格差社会を完璧に完成させたいのか、よく分からない方向に進んでいるようで、かなり良くないですよね。

何せ格差が階級になって抜け出せなくなるような社会が迫っているのかなって思ってしまうような現状ですからね。