VISAデビットカードは何故普及しない?

インターネットがすっかり普及致しまして、高速道路ではETCカードだけの特典が随分と拡大されてきたようで、現金主義も良いのですがポイント還元とか通信販売の場合での振り込み手数料ですとか色々経済的な事を考えますと、クレジットカードを使えないと色々不便も増えて来ていますし、ただブラックリストに載っていてクレジットカードが作れないとか、様々な理由でクレジットカードを持たない人が多いのですが、だったらVISAデビットカードみたいな決済用のカードがもっと普及しても良いのでは無いかと思うのですけどね。

まあ一言で言って知名度が足りないからなのだと思いますけど、簡単に説明致しましとVISAデビットカードってのは基本的には普通のクレジットカードと同じようなカードなのですが、特徴としてカードで決済すると同時に登録してある銀行口座から瞬時に現金決済されるのでありまして、つまり銀行口座に残高がないと使えないのでありますが、このカードは審査が不要で銀行口座さえあれば未成年でも簡単に口座開設ができますし、なにしろ使ったその場で銀行口座から引き落とされますから、借金地獄への第一歩にはならないのですよね。

で持っていればごく普通のクレジットカードのように決済に使える便利なカードなのでありますが、まぁ借金させない分だけうまみがないのか、取扱金融機関が少ないからなのか、知らない人が相当多くて私自身も身内が未成年で留学するって事になって、調べて初めて知ったのですけどね。

でVISAデビットカードは何故普及しないって話からもう少々進みますと、あのね若者の(と言っても最近は若者が突出している訳では無いようですが)クレジットカードによる浪費で破産する人が多いって昔々に聞いた事が有りますけど、あれはリボ払いを始めとする分割払とかボーナス払いなどの先延ばしが原因なのですから、クレジットカードを持つ前に2年間くらいはデビットカードで練習してから本格的にクレジットカードを持てるようにするってのはどうでしょうかね?

それと何でも日本は総人口の二倍以上のクレジットカードが国内に出回って居るって事を聞いた事が有りますけど、たぶん一人で5枚とか6枚のクレジットカードを持っている人が平均値を押し上げているのだと思いますが、一人当りのクレジットカード所有枚数を制限致しまして、多重債務者とか自己破産者を減らす方向を考える時期に来ているのかも知れないですよね。