忘れる方法

今さっき聞いたばかりの事をケロッと忘れてしまうような、どちらかと言いますと惚けは大変困りますけど、逆の場合も結構多いですよねってのが今回のコラムのテーマです。

つまりその普通に毎日生きているだけでも何年かに一回くらいは忘却の彼方に放り投げてしまいたいような出来事ですとか、庭に穴を掘って埋めて二度と思い出したくないような事が有るのでは無いかなって思いますけど、この覚えなくちゃいけない事は中々頭に入らなくても、忘れてしまいたい事ってのは結構しぶとく記憶の中に残っていて中々忘れる事が出来ないのですよね。

まぁ一般的にはアルコールを摂取してさっさと布団に入って寝てしまうって事が言われていますが、確かに脳細胞が一部破壊されてしまうほどの大量のアルコールを摂取すれば、忘れたい事が完全に消去される事が有るのかもしれませんけど、そこまで行きますと生命に危険が及んでしまうのでありまして、まさかそこまでして忘れてしまいたい事が有るとは思えませんから、そーゆー事は止めておきましょうね。

でね、個人的に思うのは何か忘れたい事があって、そいつを意識から消去するためには何か別の事に思い切り集中するとか熱中してとにかく意識や記憶を別のほうに誘導するのが正しい忘れ方ではないでしょうかね?

逆にどーしても忘れたい嫌な事が頭から離れないために、何もやる気が起きなくて部屋に籠ってしまって一切の行動を止めてしまっているような状況になってしまいますと、脳には何も新しい情報が入ってきませんし、もしかしたら脳内細胞が忘れてしまいたい事方面に集中してしまって、かえって忘れてしまいたい記憶が増幅強化されてしまうのではないでしょうかね?

ただまぁ年齢を重ねて50才近くになって来ますと、少々の事は気にしなくなって来ますし、忘れるのも意図的に忘却の彼方に放り投げる事が出来る知恵がついてきますから、若いうちは余り心配しなくても宜しいのでは無いでしょうか?

追伸
脳の活性化とかアンチエイジングだとかボケ防止とかの医療技術が進歩してきますと、物忘れ対策も随分と進んでくるのでしょうけど、この部分の技術だけは余り進んで、人間が物忘れし無くなってしまいますと、それはもう忘れてしまいたい恥ずかしい出来事なんかも全然忘れる事が出来なくなっちゃいますから、そーゆー進歩は止めておいたほうが良いと思いますよ。

自分の過去の記憶に押しつぶされて正常な心理状態を保てなくなってしまう人が現れてしまいそうですからね?