仕事のメリハリの付け方と起動スイッチ
二十四時間戦えますか?が流行語になったのははるか昔の事になってしまいましたが、全力疾走がそんなに長い時間できないように、時には手綱をゆるめて又再び全力投球みたいなメリハリを付けることが上手な人と下手な人が居ますね。
思うにワーカーホリックになってしまったような人は別に致しまして、仕事モードからいったん抜けてしまうと今度はなかなか気持ちを切り替えて奮い立つことが出来合いのがネックな人も多いのではないでしょうか?
実は私がまさにそんな感じなのでありまして、一度スイッチさえ入ってしまえば平気で徹夜もしますし、我ながら凄い集中力を発揮しちゃったりするわけなんですけど、一息ついてネットサーフィンなんぞ始めてしまったらギリギリまで腰が上がらないで後で苦労したり致します。
まぁ今の私は自由裁量で働けるから良いわけですけど、これが会社勤め状態なんて場合では、会社全体のリズムがあって無理矢理にでも自分を合わせてメリハリを付けなきゃいけないわけですよね。
基本的には嫌々でも仕事に手を付けて初めて見ると徐々にエンジンが温まってくるように仕事モードに入っていくわけですけど、人によっては一旦弛緩した脳細胞が活性化するのに凄く時間がかかってしまったり致します。
お腹の真ん中に起動スイッチでも有れば対応は楽なんですけど、コーヒーを飲んで気分転換するとか伸びをして体を軽く動かすとか、色々な方法で脳細胞を再起動させたり致しますが私の場合は最近ではパターン化してメリハリを付けるようにしているのですけど、これがなかなか調子が良いのです。
先ず私の場合は一日の仕事スタートがAM 8:00からスタート致しまして、とにかく午前中から午後二時くらいまで徹底的に仕事を詰め込んでしまいまして、昼飯もそれが終了してからの遅いランチになります。
昼飯が終わったら夕方までは流すと云いますか基本的にかかってくる電話への対応とか雑用程度で、長期的に考えている事や進行中の案件に関する資料やデータ収拾など余り頭を酷使して取り組まないでもよい仕事をみたいな事をしてその日の業務は終了いたします。
これじゃメリハリじゃなくて単なるワンパターンな毎日だって声も聞こえてきそうですけど、そのだらけた時間に視野を広げたり特段急ぎでもない情報を集めたりするゆっくりとした時間の過ごし方ってのは後々結構役に立ったりするんですよ。
じゃなきゃメリハリを付けて仕事する意味が無いと思うのです。