夏休みの自由研究と所得格差のこと

夏休みの一番の思い出が中々手を付けなくて遂に最終日に一気に片付けた夏休みの宿題って方も少なく無いような気が致しますが、今回のコラムでは夏休みの自由研究と各種格差について思うところを書いて見ようと思います。

さて何処かで聞いた話では大学生が提出する課題レポートの多くが、インターネットで検索して集めてきた内容を丸ごとコピーアンドペーストしたものだって事が増えているとの事でしたが、図書館で調べるのとインターネットで調べるのと、どっちが正しいとか正しくないって次元の話は出来ないと思いますが、小学生の夏休みの自由研究レベルの話になってきますと、自宅にパソコンがあってインターネットを利用できる子供と、そーゆー情報に触れることが出来ない子供とでは、相当大きな格差が出てしまうのでは無いでしょうかね?

まぁ苦労して調べたほうが身になるって考え方も一理あるような気も致しますけど、例えばアリの生態を調べると致しましてまず3時間で必要な情報を集めると仮定致しますと、たぶん図書館に行って本を調べたり庭を歩いているアリを観察したりする場合と、インターネットの検索機能をフル活用して情報を集める場合とでは、下手すると情報収集段階で倍以上の格差がついてしまうのでは無いでしょうかね?

中には子供にインターネットは有害だって意見もありまして、子供を出来るだけインターネットから遠ざけようってする動きもあるようで、それはそれで全然間違ってはいないと思いますし、むしろ良い考え方だと思うのですが、中途半端にそれを実行してネットに一切アクセス出来ない子供と、活用し放題の子供が存在する状態になってしまいますと、やはり相当の格差が色々な意味で出てきてしまいますので、それはそれで問題なんですよね。

追伸
なんだかんだ言いましても、世界中にこれだけインターネットが普及して、情報伝達の主流とまでいえる状態になったのですからそろそろ小学校の学校教育でも、インターネットの活用を本格的に教えても良いのでは無いかと思います。

確かに悪質なサイトですとかどうしようもないホームページも数多く存在するのですが、だからこそちゃんとした使い方を教える必要が有ると思うので有りまして、バイクの3無い運動のようなわけには行かないと思うのでありますね。

※バイクの3無い運動とは? バイクに乗らない、免許を取らない、所有しないの3つを推進する運動だったと思います。