テレコールとセールストーク
最近はCTIを使ったオートコールの類の電話は掛かってこなくなりましたが、相も変わらずテレコールがわが社にかかってくる事が多いのでありまし て、月曜日の九時過ぎから立て続けに2本の電話がかかってきまして、こりゃよほど見込み客が無くなって訪問先がないので焦って電話をしているのでは無いか と推測するので有りますね。
私自身の過去の経験から言いますと少なくとも月曜日の朝11位までは相手も忙しくてアポイントを取れる確率が低いと思うのですけどね。
さて今回のコラムのテーマはテレコールとセールストークですからその事を私の過去の体験から書いてみますが、なにせ10年以上昔の事で すので今でも通用するかどうかは保証出きませんが、とにかく書いてみます。
『もしもしお忙しいところ恐れ入ります、私○▲会社のXXと申しますが社長をお願いいたします。』
ここでご用件は何でしょうかとか、お約束ですかとか聞かれる場合も多いと思いますがそんな時は正直に何とかのご提案でお電話しましたと か、新商品のご案内ですとか差し障りの無い範囲で正直に要件を伝えまして責任者なり社長に電話を代わって貰いますが、ここでダメでしたら潔く諦めまして次 のテレコールのリストに進むことを致します。
まぁ中にはこの段階で何とかして責任者に電話を代わってもらえる方法を試す人もいらっしゃるようですけど、こっちから一方的に電話して いるわけですし相手も忙しいかもしれませんし、下手に策を弄してもブラックリスト入りするのが落ちですから、お忙しいところ失礼致しましたと電話を切るの が正しい対応だと思います。
さてこれで無事テレコールの受付を突破できましたら、責任者なり社長が出てきた時の第一声ですが
『自己紹介10秒の後に、もし今お忙しければ切って後ほどかけ直しますが○▲のご紹介で3分ほどお時間を頂けませんでしょうか?』
ここでのポイントなんですが、先ず最初に忙しければ電話を切ると相手に伝えまして、もし今は忙しいとの事であれば後ほどお約束の時間に 堂々と再コールする事が出来る事と、3分間といる時間をこちらから伝えることで、まぁその位なら話を聞いても良いかなって思わせる部分だと思います。
まぁこのセールストークで必ずテレコールが成功するとは言えないのですが、私が色々とコール内容を試してみまして一番アポイントが取れ たテレコールのトークですのでもし参考になるようであれば試してみて下さい。
ではご健闘をお祈り致します。
朗読版