社名命名と苗字
私の会社名ってのがウェブデザインタナカで最後のタナカってのは言わなくても分かる通り私の苗字ですが、社名に名前が入っているなんて、いかにも小さい会社みたいなので、タナカの部分を無くしたら?って言われる事があります。
まあこれは大きなお世話なんでありまして、社名に創業者の名前が入っているのは小さい企業なんて事は全然ないんでありまして、むしろかなりの割合で超一流企業に多いのであります。
例えば、車、オートバイの世界では、トヨタ自動車は豊田さんですし、マツダは松田さん、本田さんは有名ですし、スズキも又しかりですし、YAMAHAってのも創業者のお名前、山葉さんから取っていますね。
この手の創業者の苗字から社名が出来ている一流(上場企業)を並べていたら、あっというまに、スペースが一杯になってしまうのでありまして、社名に創業者の苗字が入っている=小さい企業って図式は一切成り立たないのであります。
つまりその勿論日本には誰が言い出したのか名は体を表すなんて何だか正しいのか間違っているのか、どうも釈然としない諺が有りますけど、私の個人的な感じ方としてはいかがわしい何をやっているかよく分からないブラック企業は横文字の大げさな会社名を付けたがるように思っているのですけどね。
まぁ社員数が100人以下の規模の企業でしたら覚えやすくて電話でも伝えやすくて、何を商っているのかすぐに想像が付く企業名にしておくのが無難な所だと思いますし、逆にわけの分からない横文字を並べてみても胡散臭いイメージが醸し出されてしまうだけだと思うのですよね。
追伸
ボロは着てても心に錦って分かるような分からないような歌が有ったと記憶していますけど、どんなとんでもない企業名で有っても中身がしっかりしていて、継続して事業をやっていましたら何時の間にかそれがちゃんとしたブランドとして定着するのでありまして、社名に良し悪しによって業績が大きく変わるのかどうかってのは、試してみることも出来ませんが他人に不快感を与えない限り変に凝らないほうが良いと思いますけどね。
それとちょっと気になったので日本最古の会社ってのは分かっているのか調べてみましたら、現存する法人で創業が最も古いのは飛鳥時代に創業した金剛組なり宮大工さんの会社なのだそうでして、飛鳥時代から現代の社会にまで同じ会社名で通用するのですから、中々日本語もやるものだとよく分からない納得をしたのでありますね。