裁判体験記(1)

2010年3月10日、生まれて初めての裁判に臨ことになった私は開廷の一時間ほど前に東京地方裁判所に到着してやることもないので一階ロビーでおもむろにポメラを取り出しまして駄文をパチパチ製造していたのですが、隣にピンクの上着を着てスカートをはいた阿曽山大噴火さんが座ったのにはびっくりしましたね。

私がすいません失礼ですが阿曽山大噴火さんですか?と声をかけたら小さくうなずいて後はなにやら小型の電子機器を取り出して作業に没頭していたのでそれ以上の話は致しませんでしたが、ちゃんと今でも裁判の傍聴にきているのですね。

さて話は前後しますが東京駅から徒歩で約30分ほどで東京地方裁判所に到着し丁度、飛行機の搭乗前のように手荷物をX線検査のようなトレーに乗せて自分は検査ゲートをくぐって中に入ってさて戦闘開始って所でしょうかね?

ただし弁護士バッチを付けている弁護士さんとか関係者らしい何かを提示している人はノーチェックで入場できるシステムのようでした。

東京地方裁判所は思ったよりも大きくて広くて近いには蕎麦屋、食堂や売店(コンビニエンスストア)や郵便局に銀行のキャッシュディスペンサーまでございました。

ロビーは相当の人出で、人目で弁護士とわかる人や被告と思われる人にスカートをはいてピンクのシャツを着た中年男性などなかなかバラエティに富んだ人が沢山集まっているのでありました。

時間的、内容的におもしろいのがあれば自分の裁判が始まるまで傍聴でもしようと思ったのですが、あいにく適当な裁判が見つかりませんでしたので、ロビーのベンチに腰掛けてポメラで原稿を書いていたら阿蘇山大噴火さんのお出ましになったわけです。

さて、裁判開始の15分前になりましたら入廷します。

裁判官が3人と書記のかたですとか計6人の裁判所の方が入場して裁判が始まりました。

今回は被告側が出席しなかったので穏やかな雰囲気が漂う法廷内なのでありまして、感想としては裁判官ってのは随分と丁寧だし優しいじゃないかって事です。

こちらへの質問も実に分かりやすく聞いてくれましたし、こちらの話しも丁重に受け止めてくれたのでありまして、裁判官も人間なのだなって思いましたね。

具体的に裁判の中身については係争中ですので書くことが出来ないのですが、決着が付いていつの日か書くことが出来る状態になりましたら書いてみたいと思います。

追伸
裁判が始まるまでは結構緊張していたのですが、始まってしまいますと裁判官も人間って事で深く考える必要はないと感じました。
それと傍聴人が2名いらしていましたが、これはこれで緊張しますね。