自動車教習所の倒産

日野市の自動車教習所、八王子自動車教習所の倒産が大きなニュースとして伝えられていますが、英会話教室の倒産でもそうですが必ず授業料を払い込み済みの教習生が、返金も叶わないまま放り出されるので有りまして、法令の整備でも行って生徒数に見合った準備金のような留保を義務付けでも致しませんと、この手の事例は無くならないのではないでしょうかね?

しかしまあ社会人になったら自動車の運転免許が必須って意識が薄れつつあるように思いますし、そもそも(他でも書きましたが)車を所有して購入代金をローンで支払ったり、駐車場代を払ったり各種税金や保険の支払いをするのでしたら、特に都会や都市部の場合ですと思い切りタクシーを使ってしまったほうが安上がりな場合も少なく無いので有りまして、人口も減ってくる事ですし、自動車教習所の経営はこれから厳しくなる事はあっても、楽になる事は無いでしょうね?

ただ勝手な想像ですが、自動車教習所の倒産が広がってしまいますと、困るのは運転免許を取得したい人だけでは無いので有りまして、自動車メーカーにとって運転免許を取得する人口が減るって事は自動車の販売台数減少に直結致しますから、自動車メーカーも教習所の支援を考えたほうが良いのではにでしょうかね?

つまりその今、新しく普通自動車の運転免許を取得しようとした場合、諸々の費用を合計すると30万円位の費用がかかってしまうのですが、景気も悪くなっていますしローンの審査も厳しいのが実情ですから、まあ我慢して免許を取得しないって人も増えて来ると思いますので、人口の減少と合わせて考えるともの凄く、運転人口が減ってしまうような気がするので有りますね。

ですから例えば自動車メーカーが販売シェアに応じて自動車教習所に対して補助金を出すとか、一部で実行されていますが自動車メーカーか本格的に教習所の運営に乗り出して、格安で免許の取得を可能にするとか、今までの常識から脱却した方法で運転免許取得人口を増やしませんと、自動車教習所の倒産がまた出てしまいますし、自動車が益々売れなくなるって悪循環になってしまうのでは無いでしょうかね?

まあ別の視点から考えますと、自動車不要の生活のほうが環境にも優しいですし無駄なお金も使いませんし、交通事故も減少して良い事づくめですから、それはそれで良いと考える事も出来ますけどね?

聞くところによりますと交通量が減りますと、渋滞が目に見えて減少して交通事故が激減するようですからね。