燃費改善について考える

私が今現在乗っている車は、もう新車登録からゆうに13年以上が経過した、トヨタターセル1300CCに3ドアハッチバックのマニュアルシフト車なのですが、月に数回程度乗る程度で月刊走行距離も100キロに満たなかったりしますので、普段の足を自転車にしている私としては無くても良いような存在なのですけど、まぁ何となくそのまま車検を通して乗っているわけですが、燃費は普通に乗ってリッターあたり16キロは余裕で出ますから、古い車の割に全然燃費がよいのですよね。

たぶん、パワーウィンドウも付いていないしエアコン程度の最低限の装備で車両の重量が800キロ程度のお陰だと思いますけど、まぁその古い車は燃費が悪いって先入観があるようですけど、それは整備不況の車だけの話で一昔前のマニュアル車ってのは、私が乗っていたシビックもサニーもリッター15キロ以上は走っていたのでありまして、今現在販売されている軽自動車なんかよりも実際の燃費は良かったりするのでは無いでしょうかね?

まぁ比較するのも何ですけどダイハツのタントを所有していましたけど、こいつはもう車体が大きくて重量があってオートマティック車のせいか、とにかく燃費が悪くてリッターあたり10キロちょっとしか出なかったのでありまして、何だかどっちが軽自動車の燃費だか分からなくなってしまうのでありましたね。

でね、今この原稿を書いている2009年7月現在、そのエコロジーに名を借りた自動車メーカーの救済策によりまして、新車登録から13年以上経過した車の買い換えに対して、最大で25万円の補助金の支給なんてのを始めていますけど、はっきり言って大量の廃棄車両がでてその処分にお金がかかるだけで、全体ではCO2の排出を増やすような気もするのですよね。

はっきり言ってエコを考えてCO2の排出を減らすのでしたら、一番は車を手放して車のない生活をする人を後押しする事で、その次は今乗っている車を整備して、点火プラグを交換したり、エアフィルターを取り替えてオイル交換したりして、今乗っている車を長く使えるように整備して燃費を伸ばす事なのでは無いでしょうかね?

個人的にはどんどんみんなが車を手放して、その代わりに国が援助でも致しましてタクシーを気軽に使えるような社会になりましたら、無駄な車が減って排気ガスも減少して暮らしやすくなるのでは無いでしょうかね?

私も早く車のない生活になりたいとは思っていますが、何せ田舎で交通の便が問題なんですよね。