燃費規制は必要か?

自動車産業のマイナスになる規制に対してとっても消極的だったブッシュ大統領に代りまして、環境問題にも目を向けることが出来るオバマ大統領が就任した結果でしょうが、アメリカで燃費規制がかなり強化されるとの報道がありまして、なんと現状から3割から4割の燃費向上を要求する内容なのだそうですが、果たして日本車は規制をクリアできるでしょうが、燃費の向上に余り熱心ではなかったように思える、アメリカの自動車メーカーは果たして対応できるのでしょうかね?

まぁ別に法律で燃費の規制をしなくても、消費者がガソリン代の支出を気にするようになれば、当然ですが燃費の悪い車は売れ行きがダウン致しますので、自動車メーカーとしては燃費の良い車を作らざるを得ないと思いますし、どうもガソリンをまき散らして走るような車は社会に受け入れられなくなっているようですので、規制とは関係なくアメリカの自動車メーカーも燃費に注力していくのは自然の流れなのでしょうね。

えっと勝手な考えをいつものように書いてしまいますけど、その昔に起きたオイルショックとかを公害問題とかが契機になって、日本では厳しい排ガス規制とか燃費の規制が行われて、その対応にメーカーは苦労して追われて達成して、お陰で海外における日本車の競争力が飛躍的に向上したように思うのですが、これからの車は電気自動車ですとか燃料電池車ですとか、ガソリンを使うにしてもハイブリッドカーが主流になると思われ、今回のオバマ政権が打ち出した燃費規制は競争力強化とか、環境対策以外にもう今から苦労してガソリン車の燃費規制に対応するよりも、別の動力に目を向けてそっちの先駆者になったほうが良いんじゃないのって、訴えているような気が致しますね。

まぁ燃費規制なんてものをやるよりもガソリン税を一気に値上げしてがガソリン価格を高騰させてしまえば、燃費の良い車しか売れなくなりますし、そのほうが手っ取り早くメーカーを動かす手だと思うのですが、増税の非難が上がるのでやっぱり燃費規制なのでしょうかね?

追伸
かなりの批判もあったと思いますが、東京都の石原知事が先頭に立って行った首都圏のジーゼル排ガス規制ですが、今にして思えば都内の空気が綺麗になった気が致しますし、黒煙を巻き上げて走る大型トラックも見なくなってような気がするので有りまして、ちゃんとそーゆー所には規制をかけないとメーカーも儲らないところには手をかけないって事がはっきりしたような気が致しますね。