飛び込み営業の効率

一日の時間は誰にでも平等に分け与えられているのでありまして、飛び込み営業マンでもお客でもこれは全く同じなので有りますから効率的に仕事を進めませんとあっという間に一日なんて終わってしまって今日も売り上げは無かったなんて事になってしまうのですよね?

さて基本的にはアポイントも無しにリストや個人宅の場合でしたら端から順番に回っていくのが飛び込み営業ですから、不在率は50%を超えているはずですし単身世帯は増えていますし、会社も個人宅も様々なセールスがやってきては営業をしようと致しますので、まぁ効率が悪いといえば最初からそうとう確率の低い営業活動だと言え無くはないですよね。

ただそれでも待っていてもお客はやってこないとか、無店舗販売の方が固定費が安くて済むとか新規顧客開拓は昔からこの手法でやってきたとか、様々な理由で飛び込み営業に従事する営業マンはいらしゃるわけですので、効率アップについて少々考えてみたいと思います。

さて昔からよく言われることには飛ばさないで一軒一軒回らないと見込み客を取りこぼしてしまう可能性が有るとか、相手が出てきて売り込んだら放すななんて言われ方をしていますが、まぁ中にはいかにも威圧感が有って入りにくいところですとか、外観から考えてとてもかてくれそうも無い訪問予定先が有ったら移動時間で大幅なロスをしない限り飛ばしても良いのじゃないかと思います。

まぁ気持ちの持ち方次第なのですけど、最初からここは嫌だなとか売れそうも無いななんて考えながら飛び込みをしてもたぶん結果は同じことだと思いますから、どうしても入りにくい雰囲気の場所が有りましたら、きっぱり諦めて忘れて次の訪問先でガンバロウって思っても良いと思っています。(ただし訪問先を飛ばしても総訪問件数が変わらないって前提が付くのでありまして飛ばしてばかりいて訪問件数が減少したのでは効率は大幅に低化して仕舞います)

※昔は逆の考え方でしたけど自信が無いうちは飛ばすのも有りだと思いますし、そのうちに営業スキルが上がってきたりノウハウが蓄積されてきましたら、まぁどんな訪問先でも売り込んで買ってもらうなんて気持ちになってくれば宜しいのでは無いでしょうか?

それに確か営業経験を積んで営業力が上がってくるの従いまして売り上げと反比例して訪問件数は下がってくるなんて事をどこかの調査結果で見たような気も致しますし、営業マンの目的は件数を稼ぐことじゃなくて、販売目標を達成することですからやたらと飛び込み件数を最優先に考えても仕方が無いのでは無いでしょうかね?

朗読版