東京都のディーゼル車規制

ちょいと目に止まった記事からです。

排ガス特需で2社が最高益 トラック3社決算(5月20日の記事です)

トラックメーカー4社のうち、三菱ふそうトラック・バス(非上場)を除く3社の2004年3月期連結決算が20日、出そろった。ディーゼル車の排ガス規 制強化に伴う買い替え需要に支えられ、日産ディーゼル工業を除く2社が過去最高の純利益を計上した。  (共同通信)

ところが、トラックメーカーから、トラックを購入する、運送業者や一匹狼のトラック運転の個人事業主さんたちは、青息吐息で、今回の東京都 のディーゼル車規制で保有するトラックの台数を減らしたり、廃業された方たちもいらっしゃるようです。

都内の大気汚染を軽減するために規制をかけるのは分かります。

しかし、前出のニュースを読んで割り切れない気持ちがするのは私だけでしょうか?

先ず規制前に国から認可されたトラックを販売したり購入して都内を走行するのは、全く正当な行為でなんら非難される事ではないですね。

そのトラックの製造を認可したのは国で有ります。

購入してから、あなたのトラックは都内走行禁止です、走行したければ排ガス浄化装置を、自分でお金を出して取り付けてから、走行してくださ い。

規制を守らないトラックはビシビシ取り締まります、いいですね。

でトラック販売業者は大儲け、しわ寄せは全部、運送業者やトラック運転の個人事業主が被る・・。

お~い それはあんまりではないでしょうかね?

どうも、弱者切捨ての政策がまかり通ってしまうようで、実現不可能だと思いますけどね、最高益を上げたトラック各社の利益は全部、没収して 排ガス浄化装置を取り付けた、トラックに全額還付すべきだと思いますが違いますでしょうか?

2008年の追伸

ディーゼル車規制の効果が確実に表れてきているようで、黒煙を巻き上げるトラックを目にしなくなりましたし、心持ですが都内の空気 が奇麗になったような気が致します。

規制に合わせて運送事業者の方は出費を強いられて大変な思いをされた事業者の方も多いともいますが、奇麗な空気に感謝している人は 多いと思いますよ。

地球規模でも環境浄化を進めませんとね?