AT車は危険?安全?
運転中の携帯電話の使用が道路交通法によって禁止されてから車はマニュアル車にしています。
先の大阪でのタクシー暴走事故のようにアクセルとブレーキとの踏み間違いと推測される事故が起きる度にAT車はマニュアル車に比べて危険ではないかとの意見が出てくるわけですが今回のコラムではその事について取り上げてみようと思います。
さて確か数十年前にAT車が一般に出てきた時のうたい文句がオートマティックにすることで煩雑なクラッチそうさから開放されてより安全に運転が出来る、そんな感じの宣伝がされていたように思いますが、個人的な意見を書きますとクラッチが無いAT車ではブレーキを踏んでも動力が完全に切断されていない状態ですし、何だかAT車の方が不安を感じることが多いのです。
何と言いますかマニュアル車の場合は左足で操作するクラッチが何か有ったときに何時でもエンジンの動力とタイヤとの駆動力を切断出来る構造になっているワケですから、例え何かのトラブルでエンジンが暴走を始めてしまっても、左足でクラッチを踏むだけで回避出来るわけですよね?
それがAT車ですとクラッチは始めから有りませんし、暴走中はシフトレバーも動かないと思いますし、やっぱりAT車の方が危険な面が大きいとおもうのですよね?
まぁ素人考えですけどAT車にもクラッチを左足のペダル位置に用意しておきまして、普段は全く使わななくても、例えばエンジンが暴走したときなどマニュアル車と同様に踏み込めば動力を切断出来るようにしておけばAT車でもかなり安全性が高くなるようにも思うのですけど、まぁそんな可笑しな車は開発されないでしょうね?
でね個人的な感想ですけどマニュアル車からAT 車になってから車の運転がイージーになって重みがなくなったと言いますか玩具やゲームに感覚が近くなってしまったと思いませんか?
アクセルとクラッチとブレーキとシフトレバーを操作して鉄の塊を動かしているって感覚がマニュアル車には有ると思うのですけど、どうもAT車のようにアクセルとブレーキだけで簡単に運転出来てしまいますと、感覚まで軽くなってしまうような気がしてならないのですよね?
そんなわけで私自身もマニュアル車派ですしAT車ばかりになっていく風潮は余り喜ばしいとは感じていないのでありますが、ふと気がつきましたらいつの間にかマニュアル車はすっかり少数派になってしまいましてAT車が幅をきかせるようになってしまったのですよね?