オーバートークと営業トーク

友達同士の会話でしたら少々オーバートークしちゃう人のほうが楽しくて宜しいので有りますが、営業マンがオーバートークし過ぎますと後でクレームに発展したり返品騒ぎになったり致しますので注意が必要ですよね?

例えば高価で操作が難しい機械やソフトを営業する際に、実際に商談の段階で全てを実際に見せてお客に確認して貰うことは無理ですから、営業トークを展開させて販売するワケですけどまぁ中にはそこでオーバートークを炸裂させてしまって商談を契約に結びつけちゃう人が出てきてしまうので有りまして、契約さえしてしまえば後はなんとかなるだろうなんて考えでオーバートークしちゃう営業マンが居るのでは無いでしょうか?

まずオーバートークが発生する要因としては、商談中の相手を買う気にさせる為に期待を持たせたり実物のありのままを正直にセールストークしたら契約には結びつかないので、そこを営業力で補うって側面があると思います。

まぁはっきり書いてしまいますと売れる営業マンや営業成績が良くて上にあがった人の中には口八丁手八丁とオーバートークを武器に抜群の成績を上げて来た人も結構いらっしゃいますし、嘘はついてないけど本当のことも話ていないなんて微妙なラインな方も中にはいらっしゃるのでは無いでしょうかね?

特に売れなくなってきますと段々オーバートークが加速する傾向になってしまう営業マンも少なくないと思いますが、はっきり言ってオーバートークが得意な営業マンは昔は通用したかもしれないですけど、これだけ情報伝達が発達した現代ではそう簡単には通用しなくなってくるのでは無いでしょうか?

とは言ってもなにせ商品や製品は実際に購入して使用してみないと全ては分かりませんし、訳の分からない詐欺商法に引っかかって実態の無い商材を購入されちゃう人が後を絶ちませんから、そのあたりは営業マンが自重しないとますます営業マン=信用出来ない存在って事になってしまいますよね。

ですから多少でもオーバートークをノウハウだと思って販売に精を出している人は、それは別に営業力が有るわけでも何でも無くて騙して販売していると自覚した方が良いですよ。

追伸
時間がある時に飛び込みの営業マンがやってきたら少々話を聞く場合が有りますが、相変わらず痛いところを質問されますと誤魔化して話を逸らしてしまうとかオーバートーク始めちゃう営業マンですとか、中々その手のオーバートークを客先でしてしまう人は減らないようですね?

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