飛び込み営業のコツ
昔私が飛び込み営業をやっていた頃を思い出してみますと、飛び込み営業ってのはコツとか方法とか最初にどんな言葉をかけるとかは二番目以降の話で、気後れしないとかなんとなく飛び込むのが嫌だなって思わないとか、気持ちの部分がすごく大きいと思うのですよ。
営業マンだから必ず飛び込み営業が好きだってわけじゃ無いですし、実際のところ凄く売れている営業成績抜群のベテラン営業マンの中にも飛び込み営業なんて大嫌いだし絶対にやりたくないから、反響営業の手法を一生懸命考えたとか顧客からの紹介営業が上手になって飛び込み営業をやらなくても売り上げを確保出来るようになったって人も少なくないと思うのですよ。
ただ例えば営業マンになったばかりの人ですとか、とにかく今から市場を切り開かなくては行けないけど販売促進にお金をかけることが出来ない場合ですとか、フルコミッションの歩合制の給与体系で最初から飛び込み営業しか手法がない場合などは、やはりドアtoドアの訪問販売をしなくては行けないのですよね?
これは以前にも書きましたが、飛び込み営業のコツってのは売り込むのではなくてお客を探す軽い気持ちが必要で兎に角、心が折れないように件数を稼ぐことが基本になってくるのですけど、回りくどい策略は一切省略致しまして素直に訪問の目的と伝えたいことを訪問先で相手に伝えまして、相手に判断して貰うのが一番ではないでしょうかね?
つまりその自分が売りたい商品やサービスに対して興味が有るかどうかを最初に確認して、時間を貰えるようでしたら少々時間を頂くって感じのシンプルな方法ですね。
私の場合ですと過去の経験ではCADソフトとサイト作成の二種類で飛び込み営業を行ったのですが、大手企業でしたら先に電話でアポイントを取らないと絶対にキーマンにたどり着くことが出来ませんけど、中小企業や零細企業の場合でしたら、物はためし?みたいな感じで飛び込んでいましたね?
こんにわ~○▲株式会社の×■ですけど本日は・・の営業で訪問させて頂きましたがご興味有れば3分ほどお時間を頂けませんでしょうか?くらいのとってもシンプルな飛び込み営業でしたね。
まぁ当時はまだバブル経済の最中で随分と景気の良い会社も多かったですし私の扱う商材はいつもこれから本格的に普及が始まるような商材でしたからこんな手法が通じたのかもしれませんけど、飛び込まれる側の考えや気持ちを推測致しますとやはりシンプルな方法以外にはないと思うのですよ。
それと最初に書きましたとおりに気持ちの部分で沈み込まない事が大切ですね。
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