個人情報流出対策

相次ぐ個人情報の流出事故や事件が相次いで発覚したせいか、企業が保有する個人情報の管理に各社が真剣に取り組みはじめたようであるが、個人情報管理や取 り扱いについて、苦慮している企業も多数あるようですね。

一つは、コストの問題で今まで大量の個人情報の入力を、アルバイトや外注(外注先も又アル バイトを使って)で、データ入力を行っていたのを、どうやって処理して行くかの問題で、正社員で行うにも、外注先の管理をしっかりやるにしろ、コストが跳 ね上がってしまう訳です。

情報の取り扱いに関する、煩雑さや業務上の問題点。
例えば、全国ネットの何かを販売している販売会社が、お客が何処のお店で過去に購入していても、過去の購入履歴やサービス履歴や、機械関係であれば修理メ ンテナンス履歴が、端末に打ち込めば即座にプリントアウトされて、顧客サービスに絶大なる力を発揮していたとしましょう。

今まではアルバイトやパート店員さんでも、その場で目の前にいるお客様の情報を引き出すことにより、継続性の有る的確なサービスを提供でき ていたのですが、個人情報流出対策を厳密にやっていけば、社員しか端末から情報を引き出せなくなってしまいますね。

このあたりの現場レベルでの運用の仕方も、厳密に個人情報流出対策をやっていくと、サービスの低下を招くか、コストの増大になるかの問題が 出てきてしまうようです。

企業はよりお客様に的確なサービスを提供するために、とにかく顧客情報を集めて活用することに力を注いで来ましたが、特に個人客の個人情報 については注意が必要になってきましたね。

基本的には情報管理にコストをかけることに尽きてしまうのですがね。

抑止力としては、情報を不正に手に入れて、販売したり、購入したりした場合の罰則規定を厳しくしていかなければならないでしょう。

実際に、昔から名簿販売業者とかDMのリスト販売の業者が存在しているのですが、個人的には卒業名簿を買いとって、第三者に販売するような 行為は法律で厳しく規制して欲しいものです。

購入する企業がいるから、販売する業者が存在してしまうのですが、是非今後 個人情報保護法案で、個人情報の売買に関しても規制の網を細か くしていただきたいものです。

ただ、個人情報保護を厳密にすればするほど、個人情報や名簿の価値は上昇してしまって、業者が活躍する土壌を作ってしまう面もある のでして、なかなか難しいのですよ。

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