忘れるってのもいいもんだ
基本的に物忘れってのは仕事でミスを誘発したり、老化の始まりみたいな所があって人生におきましてマイナス要素が強いので有りますが、今回のコラムでは少々ポジティブに考えましてたまには忘れ去るって事も良いものだって事について書いて見ようと思います。
さて人生を頑張って生きていても、そうでなくてもこらえきれない怒りを感じる時や誰かに対して憎悪の感情を抱いてしまうことが一度や二度は有ると思いますが、この野郎だけは絶対に許さないって堅く堅く心に誓いましても、時が経つにつれまして他の色々な事が身の回りに起きたり嬉しいことがあったり、記憶が徐々に薄れてきたり致しまして、場合によっては徐々に記憶の中に埋没し始めてしまいまして、怒りや憎しみレベルが気が付いたら随分と減少していたりって事が普通にあるのでは無いでしょうかね?
まぁ何時までも怒り狂っていても仕事が手に付かないとか、仕事でつまらないミスを連発するとか飲酒の量が増えるとか、何時の間にかストレスでダイエットに成功しているとか、希に怒りが行動の原動力になる場合を除きまして、心の中に怒りを持っていますとろくな事が無いのでありまして、これが忘れるって事が一切出来ませんと、新たな怒りの要因などを抱え込みますと自分自身の怒りで心が壊れつぃまうのでは無いでしょうかね?
そんなわけで上手い具合に人間は忘れてしまうとか徐々に記憶が薄くなるって状況になるように作られて居るのではないかと思うので有りまして、失恋ってのは時が解決するとはよく行ったものだと思います。
日本には七転び八起きって言葉が有りますけど、もしかしたら何度も立ち上がって挑戦する事が出来る要因の一つに忘れるって事も有るのでは無いかと思うので有りまして、勿論失敗から何かを学ぶって事が一番重要な事なのは間違い無いとは思いますけど、ただ失敗したことを何時までもクヨクヨしていても得るところは何一つ無いですからね。
追伸
全ての人ではないですけど、よく言われるのが年齢を重ねるに従って人間が円くなるなんて事をよく言ったり致しますが、これも人生経験が豊かになって人間的に成長した証なのが一番だと思いますが、他にも加齢によって怒りを忘れる時間が短くなったって事は無いでしょうかね?
基本的には加齢が進むほど物忘れも進行致しますし、残り少ない人生で何時までも怒りを心に残していても、あの世まで怒りを持って行こうとすると地縛霊かなにかになってさまよってしまいますからね?