過去の成功体験と貧乏くじ

過去の成功体験がいつまでも忘れられないがゆえに、とっくに時代も業界の状況も変わってしまっているのに過去の成功体験に基づいた間違った指示しか出せない営業課長や営業部長ってのが全国に100人位はいます。

過去の失敗体験を半年もしたらすっかり忘れてしまって同じような過ちを何度も繰り返しちゃう営業マンが沢山います。

ホントは成功体験にはいつまでもしがみつかないで、逆に失敗した経験はしっかり覚えていて同じミスをしないようにしなくちゃいけないんですけど何故か逆に走ってしまう人が多いのです。

これは株取引の場合でも同じなのでありまして本当は株価が下がったら安くなったんですから買って株価が上がったら利益が出たんですから売らなくちゃいけないんですけど、実際には株価が下がりだすとその株式を手放す人が増えて、逆に株価が上がりだすとその株を買おうとする人が増加する現象と同じなんでしょうかね?

話を営業方法とか活動に関する事に戻しますけど、今からね30年ほど前の携帯電話もインターネットはおろかパソコンもなくてタイプライターで文字を売っていた時代の営業の成功j方法ってのは結構単純だったんですよ。

体力に任せて数多くの営業訪問を繰り返すこと、一度営業で訪問したら相手がウンと言うまで諦めないで帰らない、夜討ち朝駆けなんのそのお客の迷惑なんて気にしていたら営業活動は出来ない、なんて気力・体力・根性と人情の総合点がそのまま営業売上に直結しているような部分が大きくて、その頃に成績優秀の営業マンで今は部長とか取締役なんかに出世しているお父さんなんかに、この手の元やり手の凄腕営業マンみたいな人が混ざっているんですね。

まぁ当時はインターネットも携帯電話もまだ生まれていなかったですから、どんな業種業界でもお客に比べて圧倒的に営業マンのほうが持っている情報量で優っていましたし、JALO(ジャロ)なんてのも無かったと思いますから、営業マンが少々?大げさにとかオーバーにとか想像で営業トークを客先で展開いたしましても、殆どの場合において問題になったりお客に指摘されることってのは無かったんですよ。

だからその当時も今も販売するのは人に販売するんだから基本は昔も今も変わらないなんて固定観念の塊のような人が、自分はもう第一線の営業現場に出ることが無いのに部下に対して昔の成功体験に基づく指導や口出しをしてくるような上司ってのは部下にとっては間違いなく貧乏くじを引いた状態なんですよね。