積載を無視した自転車が増えた件

資本主義経済の自由競争社会ですから自転車メーカーも消費者が買いたくなるような製品を市場に投入しませんと、売上げの確保が難しいって原理原則は理解できますけれど頑丈な荷台を装備した自転車は新聞配達用の自転車くらいしか見つからなくなったような気がしませんか?

まぁ今ほど自動車が一般的でなかった時代ですと荷物を運搬する一般的な手段として自転車がもっぱら活用されていたようですので、頑丈な荷台を装備した自転車じゃないと中々消費者に受け入れて貰えなかったんでしょうけど、そーゆー自転車がことごとく姿を消したしまったのは寂しい限りですよね。

最近は中国を始めとした東南アジアからの輸入物の自転車が結構増えておりまして、見た目も華奢ですけど取扱説明書などで積載可能な重量を確認しますと10キロまでとか、場合によってはそれ以下の積載しか許容していないのでありまして、実際には大丈夫なのでしょうけど2リットル入りのペットボトルに入ったミネラルウォーター6本入り一箱を購入して自転車に積んで家に帰ろうとしましても、12キロ以上の重さになってしまいますので、無理って事になってしまうのですよね。

※実際はそれなりに余裕を持って許容重量を表示しているはずですから、普通に二人乗りをしても先ず大丈夫だとは思いますけどね。

でね、ホームセンターなどに並んでいる自転車を見てみますと主力は1万円から2万円程度の価格帯になっているようですが、どうも私の記憶にあります30年前の自転車の販売価格よりもむしろ下がって居る感じなので有りますから、こらもう相当なコストダウンの努力が積み上げられたなって感じですね。

コストダウンするって事は人件費の安い国で作るってのに始まりまして、部品や設計や製造工程も随分と見直しが行われまして、だんだんと自転車の荷台ってのは邪険にされていったようなのでありまして、最近のシティサイクルって呼ばれる自転車には荷台がない物までありますからね。

まぁ私が思う限り今の日本の自転車はこんな感じだと思うのですけど、地球環境とかお財布の事とか色々考えますと、これからは自動車を捨てて自転車に乗る人が立派な人って流れになると言いますか、していかなければならないのでして自転車のほうも少しだけ実用的な方向に戻っても良いのでは無いでしょうかね?

追伸
その昔の酒屋さんなんて物は自転車に山ほど重たいお酒を積みまして元気に配達していましたよね。