鎌鼬(かまいたち)と通り魔対策

あの日の事は結構鮮烈に覚えているのですが、小学校3年生くらいの寒い朝の話ですが、何故か近所に自転車に乗って鯛焼きを買いに行ったのでありまして、無事買い物を済ませて家に辿り着いてふと自分の右手の甲に目をやると、手の甲は血で真っ赤になっていて鋭利な刃物で切ったように見事に切られていて、なおかつ全然痛みも感じることもなく何時切れたのか全く分からない不思議な体験でした。

当時はまだ鎌鼬(かまいたち)って生物?の存在を知らなかったので単に不思議な現象だと思っただけなのですが、後になってそれは鎌鼬(かまいたち)って得体の知れない生物の仕業と聞きまして、世の中まだまだ分からない事が沢山有るんだなぁと思った記憶が残っています。

鎌鼬(かまいたち)とは実際に目にした人が皆無なので想像上の生物だと考えられて居ますが、事情通の人に聞いた話ですと冬の寒い日に吹く風に乗って徘徊する、イタチ科の生物で手には鎌を持って通行人を斬りつけるいわば、通り魔の元祖みたいな存在でして刃物を使って人を斬りつけているわけですから、警察のほうもちゃんと捜査すればよいのではないかと思いますが、被害届や告訴状が出ていないらしく未だかつて鎌鼬(かまいたち)が傷害の現行犯で逮捕されたことは無いようですね。

で今の日本の現状を考えてみますと鎌鼬(かまいたち)の存在が徐々に人々の間から忘れ去られて行くのに従いまして、人間による通り魔事件がどんどん増加しているので有りまして、秋葉原で刃物で多くの人を死傷させたり、繁華街で車を暴走させて多くの無関係の人を巻き込んだり、まったくもう元祖通り魔の鎌鼬(かまいたち)がまだ何処かで生きていたら、現状を嘆くのではないでしょうかね?

それに鎌鼬(かまいたち)でしたら肌を露出させてさえいなければほぼ100%防ぐことが出来るようで、どうやら鎌鼬(かまいたち)が持っている鋭利な鎌は人間の皮膚にだけ有効で痛みを感じさせない特殊な刃物のようですので、対策としては簡単に完璧に防御できるのですけど、最近の通り魔事件などを報道で見ていますと、対策ってのは出歩かないで家に籠っている以外に有効な対策は見いだせませんよね。

まぁもし可能であれば鎌鼬(かまいたち)に復活して貰って、繁華街に出没する人間の通り魔に対して自慢の鎌で一撃を加えてやって欲しいと思うのですが、最近は鎌鼬のことを全く耳にしなくなってしまいましたので、もしかしたらレッドブック入りする事もないまま、絶滅してしまったのかもしれないですよね。