紅葉狩り
日本には各地に紅葉狩りの名所が有りまして、私も日光に行ったことが有りますが、燃えるような赤や黄色に色付いた、山の景色は素晴らしいものがあり、紅葉 狩りは日本固有の景観遺産ではないかと思っています。
この、自然による景観ショーである紅葉狩りは50年後、10年後にもまだ紅葉狩りが出来る日本で有るのでしょうかね?
一つは地球温暖化や異常気象の影響ですね。
紅葉が鮮やかに色付く条件として夏は夏らしく暑い日が続き、冬になったら一気にど~んと寒くなったほうが、鮮やかな紅葉が出現するとの 事。
異常気象で冷夏になったり、地球温暖化の影響で暖冬になったり、季節毎の気温の変化が変わってくると、紅葉にも影響が出てくることかと 思います。
さらに、酸性雨や排気ガスが自然を蝕んでいく問題で、工場からの排ガスや、車からの排気ガスが徐々に自然を破壊しているのが現代ですか らね。
秋になって紅葉狩りに出掛ける人も多いかと思いますが、大抵の人は紅葉狩りに車で行くわけで、紅葉狩りに行くことで、逆に排気ガスを蒔 いてくる事になってしまうのも残念な事であります。
大自然のすばらしさや、自然の感動を味わうことも又良いことでは有りますので、例えば紅葉狩りの名所では、大駐車場を完備いたしまし て、紅葉狩りは電気バスを走らせたり、ロープウェイを新設したりして、お茶でも飲みながら紅葉狩りが楽しめるようにして、排気ガスを出す車は一切山に立入 禁止にするのが一番でしょうね。
出来ることは小さいことからやって、出来る限り自然を痛めつけないようにしたいものです。
追伸
地球温暖化と環境の変化によっては日本の気候は温帯地帯から亜熱帯地帯に変わりつつありまして、あと10年も経てば日本は亜熱 帯地方って事になるのは確実のようですね。
そうしますと紅葉狩りなんて事はあと数年で出来なくなってしまうので有りまして、なんとも寂しい話では無いですか?
しかし人類の発展に伴う環境変化の代償はあまりにも大きいって事を、今から気が付く事になるのでしょうか?
なにせ過去に例を見ない環境変化が始まろうとしていますので、誰にも予測が出来ないのですよね。