オウム真理教教祖、麻原彰晃に死刑判決

オウム真理教教祖、麻原彰晃、本名松本智津夫被告に死刑判決が出た、即刻控訴したので、裁判は続いていく事になるが、誰もが死刑以外考えられない状況で有ったので、今回の判決は当たり前の事だと思う。
判決やオウム真理教事件の事を書くのは、他の方や有田さん、江川昭子さんあたりにお任せしてしまえば良いのだが、随分以前深夜ラジオ放送でギャグで言ったのだろうが、ちょっと考えた発言があった。
『麻原彰晃の裁判中に空中浮遊をやっちゃって、裁判官も弁護人も本当に目の前で麻原が空中浮揚したら、麻原の事を信じてしまって無罪になるんじゃないの?』みたいな事を言っていたような気がするが、今回オウム真理教及び教祖、麻原彰晃は超能力で信者を集めていましたよね?

古くはスプーン曲げの清田君やユリゲラー、最近はネタがばれてますがミスターマリックなんて超能力で売り出して超能力ブームになった時代が確かに有りましたよね?
別にスプーンが曲げられても、空中浮揚できても生活にはたいして役には立たないのですが、当時見ている大衆のかなりの高い割合で、完全に信じてはいないが不思議な事が有るもんだわいと思った人が多かった筈である。

裏を返せば、皆がインチキだ詐欺だと言い出さない訳で脆いものであっさり信じ込んでしまう人が出てきてしまうんですよね?
確かに、実験で証明できないとか、科学的に説明出来ないからと言って100%否定も出来ない事が有るじゃないですか?

身近な例で、他人の視線です、誰かに見られている気配がして思わず振り向くと誰かが自分の事を見ているとか無いですか?自分の視界外つまり自分の背後は全く見えないわけですが、結構視線を感じたりしますよね?

あと、古くからの”虫の知らせ”とか”胸騒ぎ”とかなんだか説明できない非科学的な事が現代でも残っていますからね?

この辺の有りとあらゆる事が科学的に100%解明なりされていかないと、忘れた頃にまたカルト的な集団が発生してしまうのではないでしょうかね。

追伸

2008年になりますが、オウム真理教はアーレフと名称を変更して未だに活動を続けているので有りまして、被害の大きさを考えると、教団が存続している事は私には理解できないので有ります。

事件そのものも当事者以外は風化が進みまして、最近の若い方にはオウム真理教の記憶が無い方も増えているのでして、名前を変えたアーレフがまたぞろ勢力を拡大できる素地が整いつつあるのは憂慮すべき事態では無いでしょうか?

しかし、そのオウム真理教をめぐる世間の盛り上がりは一体、何だったのでしょうかね?

歴史は繰り返されると言いますが 、同じ事は起こってほしくないものです。