新刊が売れない、出版不況について

新刊が売れない、文芸本がうれないと出版不況が叫ばれて久しい、そういえば私も最近、雑誌以外の本を買ったことがないような気がする。
理由1、図書館が結構頑張っていて新刊もすばやく入荷するし無料、しかもそれほど大きな家に住んでいて大きな本棚が有るわけでもないので、本を買ってきて置く場所にけっこう苦労する事になってしまうから。

出版不況については色々諸説、他の娯楽が増えただとか、国語教育が押しつけて無理やり子供に感想文を書かせる事を強要するもんだから子供が読書嫌いになってしまったとか、テレビの問題だとか、本の質の問題だとか言われていますね。
それはそれでどれももっともだと思うし、各説間違っていないと思う。

ここに書くのはあくまでも個人的に出版不況について思うことを書いているだけなので自分と考えが違ってもあまり気にしないで頂きたいと思う。

私は活字の魅力は健在だと思うし、活字の力が落ちているとも全く思わない。面白い本も沢山出ているし、ジャンルやタイプの違う作家の方も沢山出てきているので、昔より本を読む側にとっては良い状況になっていると思う。

本屋が減っているとか本屋は雑誌ばかりになっているとの意見も有るが、今はインターネットでそれこそ何百万冊の本のなかから、僻地でも自分の好きな本を買うことが出来るのだから。

けどですね、広い家に住んでいる人ばかりでないわけですし、本はかさばるし何より重い。

近年、大手チェーン展開で読み終わった本を買いとって、販売する昔とは随分イメージの違う古本屋さんが各所に出来ているし、各地を回っていると随分、新しいタイプの古本屋が増えているようだ。

古本屋ばかり増えてきて新刊が売れないとやっぱり出版業界は駄目になるのは自明の利であって古本業界も新刊がもっと売れてくれば、古本流通がもっと活況を呈してくるのではと思っている。

既存の新刊の書店と古本業界は対立しているとも聞くが、タイアップするないりですね、例えば町の新刊書店が近くの古本屋さんとタイアップして、うちで買った新刊本は読み終わった後、あそこの古本屋に持っていくと通常の10%増しで買いとってくれるとか、上手く全体で出版業界を盛り上げる上手い知恵は出ないものでしょうか。

追伸

最近、携帯小説って名前のジャンルの本が低年齢層を中心に売れているのだそうで、年配者の方は初耳かもしれませんが、携帯端末で閲覧されている小説の類を文庫化して販売しているのだそうで、閲覧数から文庫化した時の販売予測が立つので出版業界としても手堅い商売ができるので有ります。

しかし、その他ハードカバーや文庫、週刊誌の類は相変わらず低調ですし、ネットの世界に乗り出しても、収益構造を構築出来ない出版社が多く、成功しているのはリクルート社位ではないでしょうか?